【親方日の丸な人々】倫理と法律は曲げるためにある
北海道庁で、ライセンス契約に反して不正にインストールしたソフトウェアがあり、ソフトウェアベンダーの損害額が数億円に上ったことが判明した。 道によると、新たに見つかった違法コピーは、道庁分が1万106
“ 【親方日の丸な人々】 ”
記事一覧
北海道庁で、ライセンス契約に反して不正にインストールしたソフトウェアがあり、ソフトウェアベンダーの損害額が数億円に上ったことが判明した。 道によると、新たに見つかった違法コピーは、道庁分が1万106
今月2日、農林水産省の出先機関である地方農政局で不正物品経理が発覚した。「また農水省か」という声が出そうだが、実態はかなり同情に値する話なので、今回はその不正物品経理の種明かしを紹介したい。 不
公務員にとって悩みのタネのひとつが残業である。霞ヶ関のように年中何かの理由で夜間待機しているというのも悩みであるが、末端の公務員も残業の悩みは尽きない。 定時に帰れば市民からも内部からも「ヒマ人」「
お役所には、会計検査または指導監査と呼ばれる業務がある。 要するに決められたとおりに仕事をして、正しく予算を使っているかをチェックする仕事だが、会計検査院、省内監査部門などで同じようなことを重複して
新年が明けて、官公庁の多くは本日が仕事始めである。今から25年以上前には仕事始めには仕事をせずに挨拶回りと昼酒新年会で過ごしていた役所がけっこうあったが、今はさすがにそんな役所はないであろう。 さて
一部を除きお役所は本日が仕事納めの日となる。 ただしおそらく今年の予算編成状況から見て、財政担当者は暮れも正月もない仕事漬けの日々が続くであろうと思われる。 さて、鳩山内閣が公務員7000人を
自民党政権時代に設立された「官民人材交流センター」と、「再就職等監視委員会」を廃止し、「公務員人事適正化センター」(仮称)を来年4月、内閣府に設置するそうである(毎日jpの報道より) しかし、看
お役所には時折、ケンカをふっかけに来る市民がいる。たいていは自分の身勝手な要求を通すためにゴネるわけだが、そういう人たちだから暴言も吐く。ある市民が曰く「貴様ら役人は【役】にたたない【人】だから役人っ
11月も本日で終わり、行政刷新会議の事業仕分けも終わった。明日から12月。師走の声を聞くと公務員の心は弾む。待望のボーナス支給日が近いからだ。ボーナスの使い道を仕分けするシーズンなのだ。 公務員
NHK北海道ローカルニュースにて、北海道が2012年に財政健全化団体入りすることがほぼ確実な情勢であると報道された。 90年代に、「試される大地」という軛のようなスローガンを掲げ、再生を願って努力し
行政刷新会議による事業仕分けにおいて、ここ数日話題をさらっているのが、世界最高速スパコンの予算凍結である。1時間足らずの議論でこの問題を吟味できたのかどうかは疑問であるが、「世界第二位ではダメなのか」
行政刷新会議による事業仕分けが情け容赦なく進んでおり、本連載よりも現実に起きていることのほうがエキサイティングであるため、筆者も毎回テーマ探しが大変であるが、今回は、いずれ実施されるであろう公務員改革
現在、鳩山内閣の行政刷新会議が各省庁の無駄な事業の洗い出しを行っている最中である。しかし「無駄」が必ずしも悪いというわけではない。 民間ではリスクが大きすぎて出来ない実証実験などを国が率先して行うと
ダム中止問題を中心に前原国土交通大臣の顔をテレビで見ない日はないという状態だが、本当にダムは必要ないの?今までは何だったの?という疑問も多々あるので、親方日の丸目線で、この疑問に答えてみることにしよう
国家公務員と地方公務員の待遇差のことを取り上げるべきだというリクエストがあったようなので、今回は平均的な意味で国家公務員より恵まれている地方公務員の待遇を取り上げる。 キャリアを目指して国政に携
昔懐かしい植木等の歌で、「サラリーマンは二日酔いでヨタっていてもタイムカードをガチャンと押せばカッコだけは付く」という歌詞のものがあった。 しかし、民間企業ならどこにでもあるにもかかわらずお役所
100年に一度の不況で公務員志望者は増加する一方であるが、一生安泰を求めて公務員を志望すると大変なことになる。特に頻繁な転勤は本人及び家族に多大な負担をかけ、これが原因で精神を病む人も多い。 前回に
公務員の天下りを全面禁止することが決定したようであるが、実は抜け道はいくらでもあるので、天下り禁止だけでは天下りはなくならない。 抜け道のひとつは、現職のまま関連公益法人に出向することである。人
公務員は「誰でもできる仕事」を「ダラダラ」やって「税金ドロボウ」をしていると陰口をたたかれるのが昔も今も公務員バッシングの基本である。しかし、残念ながらそれは真実ではない。 厳しい雇用情勢の中、少な
八ツ場ダムをはじめとした、全国各地のダムの見直し、中止の動きがマスコミを賑わせている。「政治的」にどうするかは今後の動きを注視するしかないが、親方日の丸的には省内人事の見直しによって、意外と簡単に解決