非難を受けてもおかしくはないだろう。しかし、寄せられたコメントの多くがベリーさんの心情を気遣うものばかりだったのだ。
「大丈夫よ。赤ちゃんの時は大変で自分のことは何もできないけど、そのうち始終見る必要はなくなるし、一緒に楽しめるようになったら間違いなく良くなるわ。でもお酒や長めのブランチは彼らが学校に行くようになってからね。」
「どの親も同じ思いをしていると思う。子供がもう少し大きくなれば、間違いなく楽になるわ。私の子供は5歳と7歳で、ほとんどの時間を自分たちで楽しんでいるわ。洗濯や料理に送り迎えなど、やらなければいけないことはたくさんあるけど、子供たちは8時ぐらいに寝ちゃうから自分の時間が持てるわよ。-中略- 今の私の生活はあなたの以前の生活に近いわ。頑張ってね。」
「本当に楽になるから! 私は今、3歳の子供がいるけど一人で遊べるようになったし、ちょっとしたおしゃべりをしたり一緒にお出かけや買い物に行くこともできるのよ。(キスマーク)」
また、ベリーさんはコメントの中で、自分が産後うつであることを明かしている。多くの励ましの声により、ベリーさんの気持ちが楽になったのかは、その後のコメントがないため分からないが、米ニュースメディア『New York Post』では、親が子供を産んだことを後悔することは一般的であり、それは産後うつの可能性があると伝えている。
ちなみに出産後の新米ママ向け情報ウェブサイト『Hello Postpartum』によると、女性の5人に1人は産後にうつなどの精神的な問題を抱える可能性があるという。また米フロリダ州に拠点を置き、2000人以上の医師が所属する医療ネットワーク『Orlando Health』の2019年の調査によると、出産後に40パーセントの女性が憂鬱さや不安感などを経験するとのことだ。
今回のベリーさんのように、SNSで子育てに対して不満を吐露する人は他にもいる。昨年4月には、カナダに住む22歳の母親が「私の老け顔は子育てによるもの」と主張し、 出産前後の自身の姿をTikTokに投稿して物議を醸していた。
画像は『JOE.co.uk 2023年7月29日付「‘I regret having a baby because I miss watching Netflix and alone time’」』『TheBerry 2023年7月19日付Mumsnet「I regret having a baby」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)