10代の思春期には心身とも成長に伴い、不安定な気持ちを経験することもあるだろう。このほどマレーシアで、16歳の少女が自らの生と死をSNSで尋ねた結果、命を絶ってしまった。『The Sun』『New York Post』などが伝えている。
今月13日、マレーシアのサラワク州に住むダビア・エミリアさん(Davia Emilia、16)が自宅3階から飛び降りて死亡した。彼女の死は同国のメンタルヘルスについて議論を巻き起こした。
ダビアさんは近所の人も認めるほど勉強熱心な少女だったという。そんなダビアさんは命を絶つ前、インスタグラム上でアンケートを行っていた。そこには「本当に大事なことなの。手を貸してほしい。私は生きるべき? 死ぬべき?」と記し、どちらかに投票できるようになっていた。
そして「死ぬべき」に投票した人が69パーセントという結果を見て、ダビアさんは自ら命を絶ったようだ。
国内の精神的健康被害を懸念した「マレーシア青少年スポーツ省」のサイード・サーディック・サイード・アブドゥル・ラーマン大臣(Syed Saddiq Syed Abdul Rahman)は「国家レベルで議論を行うべきだ」と訴え、「私はこの国の若者の精神状態を非常に心配している。深刻に受け止めなければならない国家の問題だ」と付け加えた。
さらに弁護士のラムカーパル・シン氏(Ramkarpal Singh)は、