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writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】カタツムリを飼い始めたシングルマザー 投稿をきっかけに繁殖ビジネスで大成功(独)<動画あり>

クリスさんの人生を大きく変えるきっかけになった。

早速、クリスさんはアフリカマイマイ(African land snails)という種類のカタツムリを飼うことに決め、テラリウム(飼育用の容器)と合わせて60ユーロ(約9400円)で購入した。アフリカマイマイは、体長最大20センチとなる大型のカタツムリで、10年以上も生きることができるという。公開されている写真には、片手に収まり切らないほど大きなカタツムリを手にするクリスさんの姿が確認できる。

「今の自分には、何か責任を負う必要がないものが必要だと思って、カタツムリをペットにしようと思いました。カタツムリは放っておいても幸せなんです」と、クリスさんはカタツムリをペットにした理由の1つを説明した。

そしてクリスさんは長男の勧めもあり、2019年にカタツムリの様子を撮影した写真や動画をTikTokに投稿し始め、わずか2つ目の動画で大きな注目を集めた。「本当にすぐ話題になりましたよ。毎日何千もの人が、カタツムリについて私に質問するのです。私はあまりオープンな人間ではないので、不思議な感じがしましたね」と、一気にインフルエンサーとなったことにクリスさんは少し戸惑いを覚えたという。

それから2年後、クリスさんはカタツムリの繁殖ビジネスを始めた。自分の寝室を片付けてカタツムリの飼育スペースにし、ビジネスが軌道に乗って専用オフィスができるまでの1か月間はヨガマットの上で眠っていた。「稼いだお金は、すべてカタツムリの飼育に再投資します」と話すクリスさんは、今では500種類を超える5000匹以上のカタツムリを飼育している。この事業が大成功したことで、現在は国からの補助金を受け取る必要はなくなり、カタツムリの繁殖だけで生活できているという。

3人の従業員と共にビジネスを展開するクリスさんは、自身のビジネスが成功した理由について「カタツムリを販売している他の業者は、ネット上でくだらないことばかりしていて、DHL(配達会社)で送るからカタツムリはケガをしたり、死んでしまった状態で届くのです。それで、自分でやるしかないと思いました」と話す。

「私の人生は大きく変わりました。カタツムリが私の人生を救ってくれたのです」と感謝を口にするクリスさんは、カタツムリ愛が高じて、カタツムリへ捧げる歌を作ったという。近日中にリリースされると言い、現在TikTokで約18万人のフォロワーを抱えるクリスさんは「みんながどんな風に反応するのか、楽しみですね」とコメントしている。

@buckleykris #model #chantal #snail #giantafricanlandsnail #schön ♬ Originalton – Buckleykris

画像は『Kris Buckley 2020年5月30日付Instagram「#Schneckengang」、2023年4月22日付Instagram「Snails & Nails – Günther we Love u」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

クリスさんが飼い始めたアフリカマイマイ。TikTokに動画を投稿すると大きな注目を集め、カタツムリの繁殖ビジネスで生活できるようになった(画像は『Kris Buckley 2023年4月22日付Instagram「Snails & Nails - Günther we Love u」』のスクリーンショット)

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