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writer : ac

【海外発!Breaking News】12歳で誘拐され、9人の子供をもうけた36歳女性「私の人生は義父に奪われた」(米)

「中学、高校を卒業し大学に行って、獣医になりたかった。バイオリンの先生にも憧れた」―そんな夢を見ていた12歳の少女を1997年に誘拐、その後19年にわたって連れまわし性的虐待を繰り返してきた男に今年2月、終身刑が言い渡された。30歳も年上の男に夢を砕かれた女性の壮絶な人生を、『People.com』『ABC 10News San Diego』などが伝えている。

米オクラホマ州に住んでいたロザリン・マクギニスさん(Rosalynn McGinnis、36)の人生が狂いだしたのは、母親がヘンリ・ピエット(Henri Piette、65)と再婚した約24年前のことだった。

ヘンリは結婚するとロザリンさんの母親に暴力を振るうようになり、ロザリンさんへの性的虐待は10歳の誕生日の1日前から始まった。ロザリンさんは義父に脅されて虐待のことを誰にも言えずに苦しんだが、ヘンリの暴力がエスカレートし、親子は保護シェルターへと避難した。しかしその直後の1997年1月31日、ロザリンさんにさらなる悲劇が起こった。

ロザリンさんは当時42歳だったヘンリに騙されて学校から連れ去られ、そのまま誘拐されたのだった。当時12歳だったロザリンさんは、ヘンリに「母親はもうお前を捨てた。お前は12歳で俺と性的関係にある悪い子で、警察に捕まれば病院へ入れられてしまう」と脅迫され、髪を黒に染め、伊達メガネをかけて名前も無理やり変えさせられた。そしてオクラホマ州ワゴナーでヘンリと形だけの結婚式を行った。ロザリンさんは「お前は俺のもので、もう逃げられない」というヘンリの無言の圧力を感じて絶望した。その後の数か月で2人はテキサス州、モンタナ州、アイダホ州、ニューメキシコ州、アリゾナ州に移動すると、メキシコへと渡った。

12歳で義父に誘拐され、結婚させられたロザリンさん(画像は『Mirror 2020年5月31日付「Woman kidnapped by own stepdad for 20 years - and forced to have nine children」(Image: Herald Sun)』のスクリーンショット)

ロザリンさんはヘンリから日常的に暴力を振るわれたが怖くて逃げることもできず、

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