イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-ikumi

【イタすぎるセレブ達】ジョニー・デップ、カンヌ映画祭でのスタンディングオベーションに涙 記者会見では「復帰作」と呼ばれることの心境明かす

ジョニーは映画『ファンタスティック・ビースト』3作目からの降板を要請されたため、同意したことを発表していた

会見でジョニーは、映画から降板を要求されたことについて「僕は、ハリウッドからボイコットされたとは思っていない。なぜなら、ハリウッドのことは考えていないからだ。僕自身、これ以上ハリウッドを必要としていないんだ」と明かし、こう続けた。

「不思議でおかしな時代だよ。誰もが自分らしさを出したいのに、それができないんだ。人々は、目の前にいる人と同調しなくてはならない。そんな人生を送りたい人には、幸運を祈るよ。」

ジョニーはアンバーとの英国での名誉棄損裁判後、ハリウッドの映画界から遠ざかっていた。2022年1月には米誌『Variety』が、マイウェンの次回作でジョニーがルイ15世を演じることが決定したと報道。同年夏から撮影を開始すると発表した。同年4月には米国でアンバーの寄稿文に対する名誉棄損裁判が開始され、ジョニーが勝訴。その後、ジョニーは生前のジェフ・ベックとヨーロッパツアーやレコーディングを行うなど、ミュージシャンとしての活動を続けていた。そして8月には、フランスの制作会社「Why Not Productions」による映画『Jeanne du Barry』のティーザーが公開されていた。

会見でジョニーは、同作がスクリーン復帰作と呼ばれることについて、このように明かした。

「世間の人々は、カムバックという言葉が世間で交わされ、それをキャッチフレーズみたいに使われるのを見たり聞いたりしただろう。『彼はカムバックするようだ』『彼がカムバックした』とね。」

「僕はカムバックという言葉に疑問を持ち続けている。なぜなら、僕は決して消え失せてはいなかったからだ。実のところ、僕はここから45分ほど離れた場所に住んでいる。人々は当時、何らかの恐れがあって連絡するのを止めたのかもしれない。だが僕は姿を消したわけではない。家でのんびりしていたんだよ。」

画像2、4枚目は『Festival de Cannes 2023年5月16日付Instagram「Après son Prix du Jury en 2011 pour Polisse」』『Variety 2023年5月17日付Twitter「Johnny Depp ignores Hollywood’s boycott against him」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

記者会見で、2020年の出演作からの降板に言及したジョニー・デップ。ハリウッドから「ボイコットされたとは思っていない」と明かした(画像は『Variety 2023年5月17日付Twitter「Johnny Depp ignores Hollywood’s boycott against him」』のスクリーンショット)

1 2