ニコール・キッドマン(56)が第49回「AFI生涯功労賞」を受賞することに先立ち、デビュー作での貴重な映像を披露した。それは当時14歳のニコールが迫真の演技をするシーンを集めたもので、地毛であるスパイラルカールの髪を両サイドで結び、畜産農家の娘を演じる姿が映っている。
ニコール・キッドマンはオーストラリアのシドニーで育ち、クリスマス映画『Bush Christmas』(1983年豪公開)でデビュー。映画『デッド・カーム/戦慄の航海』(1989年豪公開)に出演後、ハリウッドに進出してブレイクし、アカデミー賞やゴールデングローブ賞、エミー賞をはじめとする、数々の賞を受賞した。
今年でデビュー41周年を迎えるニコールは、アメリカン・フィルム・インスティチュート(AFI)が主催する第49回「AFI生涯功労賞(AFI Life Achievement Award)」を授与することが決定した。
1973年に設立した同賞は、映画界でのキャリアにより、米国文化の向上に大きく貢献した個人を称えるものだ。今年の授賞式は現地時間27日、米ハリウッドのドルビー・シアターで開催される。
授賞式に先立ちニコールは、スクリーンデビュー作となる『Bush Christmas』のシーンを集めた短い動画を自身のInstagramに公開した。同作でニコールは、オーストラリアの農村に住む、畜産農家の娘へレン・トンプソン役を演じた。撮影当時は、14歳という若さだった。
映像が始まると、少女時代のニコールが登場する。地毛であるスパイラルカールの髪を両サイドで結び、