「Spotify」や「Netflix」と数十億円とも言われる巨額の契約を結んだ。
ヘンリー王子夫妻は自叙伝の出版を契約している「ペンギン・ランダムハウス」から、3部作あわせて約62億円(3680万ポンド)相当の契約金の一部として、約31億円(約1840万ポンド)の前払い金を受け取ったと言われている。
しかしこの自叙伝が発売になり、さらにNetflixによるヘンリー王子夫妻のドキュメンタリー番組が配信されると、王室との深まった溝を埋めることがより難しくなる。
ヘンリー王子夫妻は息子アーチー君と娘リリベットちゃんの称号をめぐり、チャールズ国王との関係が緊迫化しているとも報じられている。王子の自叙伝や今後の活動の内容次第では、国王が子供達の称号使用を禁ずる可能性もあると専門家は分析している。
エリザベス女王に「媚びる」という手段で、王室との和解を2023年に計画していたと言われるヘンリー王子夫妻。しかしエリザベス女王亡き今、ヘンリー王子夫妻が王室と和解するにはチャールズ新国王との信頼関係の構築が必須であったが、夫妻は信頼を築くよりも自叙伝の発売を選んだようだ。
英誌『Tatler』と米誌『Vanity Fair』の元編集者は、ヘンリー王子がこの自叙伝を出版すれば「後戻りできなくなる」と警告している。
ヘンリー王子は、この本が自分の人生の「真実で、完全に正確な記述になる」と誓っている。自叙伝についてヘンリー王子は生前のエリザベス女王にのみ報告していたと報じられており、他の王室メンバーにはその内容は一切知らされていないという。チャールズ国王やウィリアム皇太子などの上級王族は、自叙伝の内容に関して「ますます不安になっている」と伝えられている。
画像2枚目は『The Duke and Duchess of Sussex 2019年6月30日付Instagram「Tonight, The Duke and Duchess of Sussex attended the first of a two game series of the Major League Baseball #LondonSeries, in support of @WeAreInvictusGames.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)