仕事を持つアリーシャさんの妊娠が分かり、2021年3月には主婦であるタヤさんも後に続いた。アリーシャさんは昨年4月3日に男の子を、タヤさんも4か月後の8月11日に男の子を出産した。

現在、自宅で2人の赤ちゃんの面倒を見るタヤさんは「赤ちゃんの父親がどちらかは分からないのですが、そんなことは気にしていません。むしろ知りたくないと思っているのです。私はみんなで協力して子育てができることをとてもありがたく思っています」と述べると、こう続けた。

「私たちの関係について多くの人が質問をしてきます。『ポリアモリーを理解できない』とか『常軌を逸していて不健全』という人もいます。親しい人のほとんどは私たちのことをサポートしてくれていますが、家族や友人の中でさえ反対する人はいるのです。」

「私たちの関係は普通とは違うことは分かっていますし、嫉妬を感じることもあればスムーズに事が運ばないこともあります。それに今後、私たちの関係が変化する可能性があるのも分かっています。ただ私たちは『他の人とはデートしない』と決めており、今後のことは柔軟に対応できればと思っています。」

タヤさんは最後に「大家族の今の人生は最高！」と明かし、「この関係を続けることができるよう、どんなことでもするつもり！」と笑顔を見せた。

ちなみにロジャースさん夫妻の8歳の息子と6歳の娘は「私たちには2人の母と2人の父がいる」とみんなに誇らしげに話しているそうで、タヤさんのことは「ママ（mama）」と、アリーシャさんのことは「マム（mom）」、ショーンさんのことは「ダディー（daddy）」、タイラーさんのことは「ダッド（dad）」と呼んでいるという。

なおこのニュースには「子供たちは自分の父親が分からないまま育つの？　ただ単に自分勝手なのでは？」「もしこの関係が終わってしまったら養育権などで揉めるのでは？」「生まれた赤ちゃんは将来、どんな大人になるのだろう」「全く理解できない」「これをモダンファミリーと言うのかしらね」「私は自分の家族だけで十分」といったコメントがあがっている。

画像は『New York Post　2022年5月9日付「We’re a polyamorous family ― and we don’t know which ‘dad’ fathered our kids」（Taya Hartless / SWNS）』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　A.C.）