15歳で体重が103キロに達した女性はその後、過度な減量で体調を崩した。ところが減量開始から6年後、女性は健康的に体重を55キロまで減らして維持することに成功し、SNSでビフォーアフターを公開すると「まるで別人」「認識不可」といった驚愕の声が相次いだ。
香港出身のチャンさん(仮名、25)は幼い頃からぽっちゃり体型で、14歳だった2013年には体重が80キロに達した。その後、2014年に転校すると「デブ」と言われていじめを受け、食べることでストレスを解消するようになり、15歳で103キロにまで増加した。
そのためチャンさんは息切れや関節の痛み、怪我などに悩まされるようになり、「なんとか今の自分を変えなければ」と一大決心し、食事と有酸素運動による極端な減量を開始し、2015年になると体重が55キロまで減少した。
しかしその頃のチャンさんは、常に体重を気にし、過食をしては体重を急激に落とすという摂食障害に苦しんだ。そして2019年5月、一度は69キロまで増加した体重を57キロまで落とすと、認定栄養士やパーソナルトレーナーにこう言われたという。
「あなたは香港のスタンダードではまだまだデブ。体重は40.8キロ(90ポンド)以下であるべきだ。」
チャンさんは当時、一日900キロカロリーしか摂らずに衰弱し、代謝や消化、ホルモンや免疫力にまで影響が現れた。そして「このまま常に空腹のまま過ごすか、それとも自分の体の悲鳴に耳を傾けるか」と悩んだ結果、