中国版インスタグラム「小紅書(Xiaohongshu)」や中国版X「微博(Weibo)」に減量のビフォーアフターを投稿する35歳の男性に注目が集まっている。男性は2年で60キロほどの減量に成功し、二重顎や太鼓腹が消えたアフターの写真を見た人からは「まるで親子のよう」といった驚きの声が相次いでいるという。香港のニュースメディア『星島頭條』などが伝えている。
中国広東省に住む身長184センチの明さん(35)の体重は現在、84.6キロ(141斤)で、ピーク時の144キロ(240斤)と比べると59.4キロの減量に成功した。
明さんが減量を決意したのは今から2年前のことで、父親が脳卒中を起こして入院した時の経験が転機になったという。
明さんは「実は以前受けた健康診断で、肝臓に中性脂肪が溜まる脂肪肝を指摘され、20以上の異常が見つかってね。めまいがしたり、肝臓周辺に痛みを感じることもあったんだ。それで様々な病気にかかる確率が高いと指摘されていたにもかかわらず、『肥満で脂肪肝が高い人は多いし、自分は痩せる必要はない』と思っていたんだ」と明かすと、次のように続けた。
「でも父の隣のベッドの患者を見てショックを受けて。彼は40歳で体重が100キロだったけど、酒浸りで脳出血を起こし、身体が麻痺して片目しか動かすことができなくなっていた。また排泄障害で尿失禁を起こしていてね。減量をしようと決めたんだ。」
そんな明さんがまず始めたことは、