最も重い時で体重が383キロあった男性(38)が、2019年放送のリアリティ番組に出演したことをきっかけに270キロの減量に成功した。男性は自身の減量の過程をSNSで発信、多くの人をインスパイアしている。米ネットメディア『New York Post』などが伝えた。
ジョージア州に住むケイシー・キングさん(Casey King、38)は2019年、米リアリティ番組チャンネル『TLC』で放送する「ファミリー・バイ・ザ・トン(Family By the Ton)」に出演した。番組内では肥満に悩むいとこ3人と減量に挑戦、自宅ベッドに素っ裸で座りビデオゲームをする姿を晒していた。
小さい頃から体格が良く、高校を卒業する頃には約136キロに達していたというケイシーさん。その後レストランで働くようになると体重が約226キロを超え、仕事を辞めたことで母から家を追い出された。
そして父ダニーさん(Danny)と一緒に住むようになったケイシーさんはますます体重が増加、番組内でこのように語っていた。
「まさか、34歳になって父と住むことになるなんて思いもしなかった。僕はこのままだと死ぬまで食べ続けるだろうね。昼の12時頃起きてすぐ食事をして、テレビを見てビデオゲームをするのが日課だよ。」
ケイシーさんは「愛する息子のためなら」と甲斐甲斐しく世話をしてくれるダニーさんに頼りっぱなしだったそうで、