「声は出せなくても、やっぱりみんながいるっていいよね。客席の熱気でライブの感覚が戻ってきました。年間60本近く毎年ツアーをやれていた事は幸せだったなぁ、と改めて思います。2年間も有観客でライブが出来なかったからね。早くツアーをやりたいですね」とMCで語られた。無観客ライブでは高見沢俊彦が「初めてギターが重いと感じた」と話していたが、この日もディコラティブで重量のあるエンジェルギターを弾いていた高見沢。だがその重さは気にならなかったに違いない。
代表曲『星空のディスタンス』やファンの前では初演奏となる55作連続TOP10入りを果たした最新曲『The 2nd Life -第二の選択-』を含め熱いパフォーマンスを繰り広げたTHE ALFEE。「ここまで我慢していたことが沢山ありました。レコーディングしてきた結晶として来年ニューアルバムが出ますので、新しい曲を届けられるように、今まで通りのツアーができる事を心から願っています。今日皆さんに会えたことは本当に嬉しい」と2年8か月ぶりとなるアルバム『天地創造』のリリースが来年2月23日に決定したことが武道館の両日で発表され、会場にいるファンから歓喜の拍手が送られた。
SNSでは今回のライブに「感動と元気と勇気と笑いをもらった」「楽しすぎました!」「最高のクリスマスプレゼント」「ステージの上のお三方は生き生きしてる」「早く思いきり叫べる日が訪れますように」などの声が見受けられる。
今年も残り数日となったが、恒例となる12月29日の大阪城ホールライブが控えているTHE ALFEE。来年は1月10日からオリジナル配信番組『Come on! ALFEE!! Season4 2022 GO TO SPRING!!』を5回にわたり予定している。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)