ノルウェー王室のホーコン・マグヌス王太子(51)の継子マリウス・ボルグ・ホイビー(27)が、女性に対する性的暴行の疑いで逮捕された。マリウスはホーコン王太子の妻メッテ=マリット王太子妃(51)の連れ子で、王位継承権を有していない。マリウスが逮捕されたのは今年8月と9月に続き、今回で3回目である。8月の逮捕後、マリウスは声明を発表し「私にはいくつかの精神疾患があり、生い立ちから大人になるまで、長年にわたり困難を抱えてきた」と述べていた。
18日(以下、日付はすべて現地時間)、ノルウェーのホーコン・マグヌス王太子の継子マリウス・ボルグ・ホイビーが、自宅公邸スカウグムの近くで警察により逮捕された。
マリウスはホーコン王太子の妻メッテ=マリット王太子妃の連れ子で、王位継承権や王族の肩書きは与えられていない。
オスロ警察は19日、プレスリリースで「マリウスは『意識不明またはその他の理由で、抵抗できない相手との性行為に関する』刑法違反の疑いで逮捕された」と発表した。
文書では、事件が起きた場所や日時などの詳細は明記されておらず、「警察がこの暴行事件について明らかにした点は、性交を伴わない性行為に該当するということだ。被害者はその行為に抵抗できなかった可能性が高い」と説明している。
被害者女性の弁護士ヘゲ・サロモン氏によると、今回の告発はこの女性ではなく、警察が主導して告発したものだという。
マリウスが逮捕されたのは、今回で3回目である。
8月4日にはノルウェーの首都オスロで、交際相手とみられる20代の女性に対し、