ヘビが自分の倍以上もの大きな動物を捕食することは知られているが、このほどタイで牛1頭を丸呑みしたことで絶命してしまったヘビが発見された。ヘビは呑み込んだ牛によって腹部が破れてしまったようだ。『The Sun』『The Mirror』などが伝えている。

タイ北部のピッサヌローク県で今月21日、体長およそ15フィート（約4.6メートル）ほどのビルマニシキヘビが家畜である牛を丸呑みして死んでいるところを地元の酪農家の男性によって発見された。牛は2歳の成牛でその3日前から行方不明となっていたため、牛の世話をしていた男性が探していたようだ。

ところが男性が目にしたものは、巨大なヘビの死骸だった。ヘビは生い茂った草の上に横たわった状態で死んでおり、呑み込んだ牛によって体が大きく膨れて腹部が裂けていた。そしてその裂け目からは呑み込まれた牛の皮膚が見える状態だった。地元の村の役員であるニルン・リーワッタナクル氏（Nirun Leewattanakul）は、ヘビについてこのように語った。

「ヘビは牛を目の前にした時、かなり空腹だったのでしょう。牛を絞め殺して呑み込んだものの、ヘビの胴体は大きく膨れ上がり、ついにはお腹を破裂させてしまったんだと思います。本当に恐ろしい光景でした。」

どうやらヘビは呑み込んだ牛が大きすぎて、