海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】サイズが大きすぎて偽物と勘違い 3億円超えのダイヤモンドを捨てそうに(英)

ノース・シールズにあるオークションハウス「Featonby’s Auctioneers」を訪れた。

同店のオーナーであるマーク・レーンさん(Mark Lane)は「女性は通りすがりに指輪を持ってきたようで、『この指輪を鑑定してくれませんか?』と尋ねてきました」と当時を振り返る。

女性が持ち込んだその指輪は、結婚指輪や低価格のコスチュームジュエリーが入っているような箱に入れられていた。

マークさんは「私たちは1ポンド硬貨よりも大きなその宝石を見て、キュービックジルコニア(ダイヤモンドと似た輝きを放つが、市場価値はその100~500分の1と言われる)か、人工のダイヤモンドだと思いました」と話している。マークさんはパッと見て本物のダイヤモンドではないと思い込んでしまったので、急ぎの案件ではないと判断して数日間は机の上に放置していたという。

そして鑑定を行うためにこの指輪はロンドンにあるパートナー会社を経由し、ベルギーのアントワープにいる専門家のもとへ送られた。その結果、このダイヤモンドは34カラットもある本物の宝石と判明したのだ。

ダイヤモンドは大きさを表すカラット数だけでなく、輝きや色、透明度など総合的に鑑定しその価格が決まる。鑑定士によると、今回のダイヤモンドの価格は274万1520ドル(約3億1千万円)になる可能性もあるという。

オークションハウスを経営して5年になるというマークさんも「これほどの価値のあるダイヤモンドを見るのは初めて」と驚いている。

1ポンド硬貨とほぼ同じサイズのダイヤモンド(画像は『LADbible 2021年10月29日付「Woman Discovers Ring She Was Going To Bin Is Worth £2 Million」(Credit: North News)』のスクリーンショット)

なおこのダイヤモンドは来月30日にオークションに出品される予定で、それまではロンドンにある宝石店「Hatton Garden jewelry」で保管されるそうだ。

画像は『New York Post 2021年10月29日付「Woman nearly discards diamond worth $3M after mistaking it for toy」(Featonby’s Auctioneers)』『LADbible 2021年10月29日付「Woman Discovers Ring She Was Going To Bin Is Worth £2 Million」(Credit: North News)(Credit: Featonby’s)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

指輪が持ち込まれたオークションハウス「Featonby’s Auctioneers」(画像は『LADbible 2021年10月29日付「Woman Discovers Ring She Was Going To Bin Is Worth £2 Million」(Credit: Featonby’s)』のスクリーンショット)

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