ある女性が8歳の時から飼っていた老犬(10)が先月、急に後追いをするようになり、女性から離れなくなった。そんな愛犬の行動を女性は「らしくないわね」とそれほど気に留めずにいたが、なんと2週間ほどで亡くなってしまったという。女性が「今思えば、あの子は別れを告げていたのだろう」と語る切ないニュースを、米ニュースメディア『Newsweek』などが伝えた。
TikTokユーザー、リタさん(Rita)のオスの愛犬“ボルト(Bolt)”が4月23日、10歳で息を引き取った。
それから数日後のこと。リタさんがTikTokに、ボルトが亡くなる少し前に撮影したという動画を投稿したところ、多くの人の心を揺さぶった。
カメラはボルトが毛布の上に顔をのせて尻尾を振る様子や、ソファに寝ているリタさんの上にやっとのことでよじ登り、そっと寄り添う姿を映し出しており、こんな言葉が添えられていた。
「なぜこの子は私から離れないのかしら? いつもはこんなにしがみついてくることはないのに…。」
そうしてリタさんが、ボルトを亡くした後でハッと気付いた“切ない思い”についてこのように綴っていた。
「あの時は気づかなかったの。ボルトが別れを告げていることにね。」
「あの子をもっとギュッと、抱きしめてあげれば良かった。」
さらにコメント欄では、「ボルトが亡くなる2週間前頃だったわ。普段は私の後追いなどしなかったのに、シャワーをするのについてきたり、ソファに寝そべる私のそばにやって来て寄り添うようになったの。この動画のようにね」と説明し、