「このままでは子どもと遊べなくなってしまう」と感じたロブさんは2019年9月、一念発起してダイエットを決意した。
まずは食生活を見直したというロブさんは「朝食にはオートミールか、時々グラノーラを食べ、間食するのをやめました。他には野菜や鶏肉を中心に食べるようにしましたね」と語る。
そして食生活の変化によって体重が落ち始めると、2020年3月にはランニングクラブに加入し、アプリも使って運動も始めた。ランニングを続けたことにより、同年12月には人生初のマラソン大会にも参加したという。
「パンデミックの影響で非公式の大会となってしまいましたが、5時間24分かけて走った後、ゴールで妻と娘が待っているのを見て達成感に溢れました」と話すロブさんは、今では毎週末ハーフマラソンをこなしているそうだ。
生活が一変したことにより、ロブさんの体重は216ポンド(約97キロ)まで落ち、約15か月で100キロ以上の減量に成功した。急激に体重を落としたことで身体の皮膚がたるんでおり、現在は切除手術を考えているとのことだ。
当時の生活からここまで体重を落とすのはやはり簡単ではなかったようで、ロブさんはこのように明かす。
「妻は私の体重を見て、とても心配していました。私が太ったことに対してストレスや不満などは無かったようでしたが、体重が落ちたことには大喜びでしたよ。」
怠惰な日々からマラソンが趣味の生活に変わったロブさんは、様々なイベントにも挑戦し始め、「Yorkshire Three Peaks Challenge」というアルツハイマー病のためのチャリティイベントに参加した。このイベントは、3つの高い山を25マイル(約40キロ)かけてハイキングするハードなものだったが、ロブさんは「9時間半かけてやり遂げた結果、1,280ポンド(約18万円)も募金が集まりました」と生き生きと話している。
他にも今年開催される4つのマラソン大会にエントリー済みで、さらには50マイル(約80キロ)のウルトラマラソンの出場も考えており、目標達成に向けてトレーニングに精を出しているそうだ。
画像は『Good News Network 2021年1月23日付「In 15 Months, This 441-lb Man Lost 228 Pounds and Now Runs Marathons to Be Healthy For His Kids」(SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)