映画館の座席や遊園地の乗り物に乗れないほど太ってしまった男性は「このままでは子ども達と一緒に過ごせなくなってしまう」と危機を感じ、ダイエットを決意した。食生活を改善し運動を行うと、約200キロあった体重は15か月で半分以下にまで落ち、今ではマラソンを楽しむほど生活が激変したという。『Parent Herald』などが伝えている。
英サマセット州ウェストン=スーパー=メア在住のロブ・スパークスさん(Rob Sparkes、31)は、少し前まで441ポンド(約200キロ)という巨体の持ち主だった。
この大きな身体は一日に6千キロカロリーも摂取したことが原因だそうで、当時の食生活についてロブさんは次のように明かしている。
「仕事前にはトーストを4枚食べ、午前10時頃にベーコンロールとコーラ、それにポテトチップスも食べていましたね。お昼にはハーフポンド(約220g)のハンバーガーとフライドポテト、もしくは大きなサンドイッチとファミリーサイズのポテトチップスを平らげていました。」
「午後には家に帰るまでに2回の間食を摂っていました。1回目は自販機で売られているポテトチップスとチョコレートをかじり、2回目には再びポテトチップスを食べていました。」
「そして夕食にはたいてい巨大なピザをテイクアウトして食べ、その後はテレビを見ながらポップコーンを口へ運び、一日で2リットルのコーラを飲み干していました。この生活がやめられなかったんです。」
31歳という若さもあってか、かなり偏った食生活にもかかわらずロブさんの身体に病的な変化は起きていなかったという。しかし医師からは「今すぐに痩せないと糖尿病などのリスクがある」と宣告を受けてしまった。
ロブさんは当時、映画館で座席に座れなかったり、階段を上るときはいつも息切れしていたという。子どもと遊園地に行っても一緒に乗り物に乗ることができず、体力もなかったため子どもと長時間遊ぶことができなかった。
さらに2人目の子どもが生まれたばかりだったそうで、