イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-c-emma

【イタすぎるセレブ達】英王室カミラ夫人 自宅待機中の“気づかれざる被害者”のために立ち上がる「あなたは1人じゃない」

家庭内暴力に苦しむ人達の現状に対する理解や関心を求めた。そして自分自身や周りの人がこのような状況に陥っている場合は「一人ぼっちじゃないことを知ってほしい」と記し、自宅待機中でもできることとして電話相談サービスやDV支援に尽力するチャリティー団体にコンタクトを取るよう呼びかけた。

本来はウイルスへの感染やその拡大を防ぐための対策であるはずの自宅待機だが、制限の多い毎日で感じる閉塞感や感染・失業などに対する不安はDV加害者の心理を煽る危険性があり、そのような人物と共に過ごさなければならない被害者にとって、それは逃げ場を失うこと、時に命を危険にさらすことにもなりかねないのだ。

このような状況は多くの専門家も指摘している事実であり、米国「ナショナル・ドメスティック・バイオレンス・ホットライン」のCEOケイティ・レイ=ジョーンズさんは『CNN』の取材に対し「パンデミックによる自宅待機が続けば、電話やメールによる相談件数は今後も増加をたどることでしょう」と述べている。

新型コロナウイルス関連の報道では感染者数や経済対策に関するニュースが多く取り上げられているが、自宅待機令により逃げ場を失ったDV被害者にスポットライトを当てたこのたびのカミラ夫人のメッセージには、

「SNSで拡散してくれてありがとう」
「考えたこともなかったけど、被害者の立場を想像すると胸が痛む」
「悲しい現実、でも皆が目を向ける必要がある問題だと思う」

といったコメントが多数寄せられている。

画像は『Clarence House 2020年3月27日付Instagram「This is a hard time for everyone, as we are all asked to stay at home to stay safe.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)

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