チャールズ皇太子が結婚する前は恋人として、皇太子が今は亡きダイアナ妃と結婚後は愛人としてダブル不倫をしていたカミラ夫人。ダイアナ妃がフランスで事故死した後に2人は事実婚状態となり、2005年にカミラ夫人は皇太子と結婚して王室入りを果たしている。しかしそんなカミラ夫人を、厳格で真面目な皇太子の母エリザベス女王は好ましく思っていないようだ。
英ジャーナリスト(Tom Bower)がこのほど、エリザベス女王とカミラ夫人の確執にも触れる著書を執筆。その中でダイアナ妃の死の翌年、1998年にバルモラル城で起きた“ある出来事”についてこのように綴っていることが報じられた。
「(母であるエリザベス女王に)チャールズ皇太子はお願いしたのです。もっとオープンにカミラ夫人と一緒に暮らせるよう、敵意を持つのもいい加減にしてもらえないかと。余計な口出しなどは滅多にしない女王ですので、皇太子は直接(オープンな同棲を)禁じられないよう願っていたのです。」
「しかしその晩の女王は、マティーニを数杯飲んでいました。そして皇太子も驚いたことに、女王は強い口調でこう言い放ったのです。『不倫を容赦したりしない』と。また皇太子を手放さず(ダイアナ妃と皇太子の)‟夫婦関係修復”を許可しなかったカミラ夫人については『許さない』と言ったのです。」
「息子が“あんな不道徳な女”との関係に嘘をついていたなんてと、女王は怒りを露わにしました。『彼女とは関わりたくもない』とも女王は言ったのです。」
現在はカミラ夫人への態度を軟化させているエリザベス女王だが、