先日、英国女王の公式誕生日を祝して華々しく開催された軍旗敬礼分列式(Trooping the Colour)。孫であるウィリアム王子らも出席したが、エリザベス女王は王子の態度が気になり睨みつけて叱るという一幕があった。
先日行われた軍旗敬礼分列式に、正装したウィリアム王子、キャサリン妃、夫妻の子供達、ヘンリー王子らが登場。バッキンガム宮殿のバルコニーに揃って姿を現したが、その際エリザベス女王の隣にいたウィリアム王子は息子ジョージ王子の様子を見ようと中腰に。それを見た女王は片手の甲を王子の肩にポンと当てるなり、厳しい表情でこう申し付けた。
「ウィリアム、立ちなさい。」
突然のお叱りを受けたウィリアム王子は、一瞬だけ表情を曇らせるも素直に起立。後ろに立ち兄と笑い合っていたヘンリー王子はすぐに真顔になり姿勢を正すという要領の良さで、妻キャサリン妃は女王の怒りに気付かなかったのか、シャーロット王女を抱っこしたまま明るい笑顔を見せた。
ダイアナ妃の死後、深く傷ついたウィリアム王子とヘンリー王子を厳しくも優しく支えたとされるエリザベス女王。「そんな女王に深く感謝しています」と語っていたウィリアム王子だが、叱られて浮かべた不愉快な表情は“普通の孫”そのものであった。なお『Us Weekly』によると、王子が叱られる部分を英国放送協会(BBC)はカットして放映したという。
出典:https://www.instagram.com/kensingtonroyal
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)