このほど、英ウィリアム王子が人気ゲイ誌の表紙に登場。宮殿にて対談に応じたことが伝えられた。

ウィリアム王子がこのほど英ゲイ雑誌『Attitude』の表紙を爽やかな笑顔で飾った。複数メディアによると「これは英王室メンバーとしては初めてのこと」という。

王子は対談・取材に応じるべく、『Attitude』誌の編集者とLGBTコミュニティに属する9名をケンジントン宮殿に招待。そこでこう話したそうだ。

「セクシュアリティのせいで、もしくは他の何らかの理由でイジメを受ける。若者達はそういう憎しみ溢れる行為に耐えてきたのでしょうが、理不尽な話です。」
「『Attitude』誌を介して出会った若いゲイ、レズビアン、トランスジェンダーの方々は、正々堂々と意見を言う勇気があります。彼ら、彼女らは、現在イジメを受けている人々に希望を与える存在です。」

また王子は読者に向けて、このようなメッセージをおくっている。

「セクシュアリティゆえにイジメを受けているのなら、どうか我慢しないでください。信用できる大人、友人、ChildLine（カウンセリングサービス）、“Diana Award”などの機関に話をして必要な助けを得てください。どうか自分という人間に誇りを持ってください。恥じることなどないのです。」

イジメ問題などの解決に向け、妻キャサリン妃や弟ヘンリー王子と共に活動中のウィリアム王子。その活動を通しLGBTの若者達に対するイジメが深刻なことを熟知していたため今回、同誌が対談を企画したことに深く感謝した。また「対談に参加した若者達の勇気やポジティブな姿勢、また彼ら、彼女らの話に心を打たれました」と宮殿スポークスマンを通じて思いを明かしている。

出典：https://www.instagram.com/attitudemag
（TechinsightJapan編集部　ケイ小原）