海外発!Breaking News

writer : ac

【海外発!Breaking News】腹部でハーブを燃やす治療で火に包まれた女性、重度の火傷は1年後も癒えず(タイ)<動画あり>

悲鳴を上げながらベッドから転げ落ち、医師は部屋の隅に逃げてしまったという。

医師がハーブに火をつけると、Aさんのお腹の上に載っていたタオルや服に火が引火。医師は持っていたタオルで火を消そうとしている(画像は『New York Post 2023年12月5日付「Model ends up engulfed in flames after trying treatment to cure stomach issues in Thailand」(ViralPress)』のスクリーンショット)

床の上で苦しむAさんの火を消し止めたのは、そばにいた彼とアシスタントスタッフで、タオルや枕を使っていた。カメラは受付係の女性が部屋に設置された洗面台の蛇口から水を出し、両手ですくって水をかける姿も映し出していたが、部屋には消火器の設置がなかったそうだ。

ベッドから転げ落ちる寸前のAさん。あっという間に火に包まれて悲鳴を上げ、そばに座っていたボーイフレンドが慌てて立ち上がる(画像は『New York Post 2023年12月5日付「Model ends up engulfed in flames after trying treatment to cure stomach issues in Thailand」(ViralPress)』のスクリーンショット)

Aさんはこの事故で、背中の大部分や胸の下などに重度の火傷を負い、2か月以上の入院を強いられており、今月4日にタイ保健省に苦情を申し立てると、次のように述べた。

「幸運なことに私は感染症にかからなかった。治療には自身の保険を使っていますが、痛みが酷く、これまでに30万バーツ(約125万円)以上の治療費がかかっています。でもクリニックからの援助はなく、事故の傷は完全には癒えていないうえ、仕事にも影響が出ているのです。」

ベッドから転げ落ちたAさんの火を消そうとするボーイフレンドとアシスタントスタッフ。奥では受付係の女性が蛇口から出る水を両手ですくい、水をかけていた(画像は『New York Post 2023年12月5日付「Model ends up engulfed in flames after trying treatment to cure stomach issues in Thailand」(ViralPress)』のスクリーンショット)

タイ保健省はこの申し立てに対し、「この治療による苦情の申し立ては初めてである」と述べつつも、調査を進めることを約束している。またAさんはこの件で、「クリニックと医師は怪我の責任を取ることを拒否した」と損害賠償を求める訴訟も起こしており、弁護士には、セレブ御用達でガン・ジョンパラン(Gun Jompalang)の名で知られるガンタッチ・ポンパイブーンウェット氏(Guntouch Pongpaiboonwet)を立てている。

胸の下と背中の大部分に重度の火傷をしたAさん。現在も病院通いを続けており、傷は癒えていないそうで、治療代に125万円以上をかけたという(画像は『New York Post 2023年12月5日付「Model ends up engulfed in flames after trying treatment to cure stomach issues in Thailand」(ViralPress)』のスクリーンショット)

ちなみに過去には、アメリカの55歳の女性が「ネイルサロンでスタッフに足を切りつけられたことが原因で、片足の切断を迫られた」と訴えを起こし、2021年に175万ドル(現在のレートで2億5700万円)で和解していた。女性は傷口から感染症を発症し、足が壊死を起こしたという。

画像は『New York Post 2023年12月5日付「Model ends up engulfed in flames after trying treatment to cure stomach issues in Thailand」(ViralPress)』『New York Times 2021年12月28日付「Nail salon pays $1.75M to client who lost leg after botched pedicure」(Shutterstock)』『Mirror 2021年7月3日付「Tan-shamed mum leaves doctor’s office in tears after devastating warning」(Image: BBC/Tanorama)』『The Sun 2023年11月11日付「HAIR HORROR I was left looking like a CHESSBOARD after botched laser treatment」(Credit: SWNS)、2021年5月14日付「FIGHT FOR LIFE I woke up to find my leg amputated after hot tub party left me battling deadly meningitis」(Credit: Caters)、2018年9月13日付「HOLIDAY FROM HELL Woman’s horror after visit to Thai fish spa left her foot with flesh-rotting infection that required her toes to be amputated」(IMAGE: VICTORIA CURTHOYS / MDWFEATURES)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

米フロリダ州在住の女性は2018年9月、ネイルサロンでペディキュアの施術を受けた。しかし施術中にスタッフが誤って足を切りつけたことで感染症に罹ってしまい、女性は片脚の切断を余儀なくされた(画像は『New York Times 2021年12月28日付「Nail salon pays $1.75M to client who lost leg after botched pedicure」(Shutterstock)』のスクリーンショット)

10代の頃から日焼け用ベッドの使用を始めた北アイルランドの女性。2021年、44歳の時に皮膚がんになる可能性が高いほくろが多数見つかったという(画像は『Mirror 2021年7月3日付「Tan-shamed mum leaves doctor’s office in tears after devastating warning」(Image: BBC/Tanorama)』のスクリーンショット)

今年9月、レーザー脱毛を受けた南アフリカの女性。この治療で首に“チェスボード”のような火傷痕が残ってしまった(画像は『The Sun 2023年11月11日付「HAIR HORROR I was left looking like a CHESSBOARD after botched laser treatment」(Credit: SWNS)』のスクリーンショット)

英東部エセックス州在住の女性は2021年1月、友人の家でホットタブパーティを楽しんだ後に「髄膜炎菌敗血症」に感染。脚を切断するという悲劇に見舞われていた(画像は『The Sun 2021年5月14日付「FIGHT FOR LIFE I woke up to find my leg amputated after hot tub party left me battling deadly meningitis」(Credit: Caters)』のスクリーンショット)

2010年、タイを旅行し「フィッシュ・スパ」にチャレンジした豪女性。その後、度重なる感染症で5年の間に5本の足指を失っていた(画像は『The Sun 2018年9月13日付「HOLIDAY FROM HELL Woman’s horror after visit to Thai fish spa left her foot with flesh-rotting infection that required her toes to be amputated」(IMAGE: VICTORIA CURTHOYS / MDWFEATURES)』のスクリーンショット)

1 2