バッキンガム宮殿で、過去1世紀にわたるロイヤルファミリーの写真を紹介する期間限定の展覧会が始まった。イベントを主催するロイヤル・コレクションの公式SNSがその一部を公開し、生前のエリザベス女王やマーガレット王女の貴重な姿を披露した。そのうちの1枚では、エリザベス女王とマーガレット王女を含む4人の王族が、新生児を抱いて並ぶ姿が捉えられている。
バッキンガム宮殿のキングス・ギャラリーで現地時間17日、ロイヤルファミリーの展覧会『Royal Portraits: A Century of Photography(王室の肖像:写真の1世紀)』がスタートした。
8月28日まで期間限定で開催される展覧会は、1920年代から現代までに撮影された王室のポートレートの変遷を辿るものだ。ロイヤル・コレクションと王室公文書館(The Royal Archives)が所蔵する、150点以上の写真や校正刷り、資料などを展示している。
同日、ロイヤル・コレクションとバッキンガム宮殿の公式SNSが展覧会の開催を記念し、ギャラリーで展示される貴重な写真の一部を公開した。
最初の写真は1956年、写真家のアンソニー・アームストロング=ジョーンズ氏が撮影した、幼少期のチャールズ国王と妹アン王女が鏡の前でポーズを取る、愛らしい姿を捉えたモノクロームショットだ。
アンソニー氏は1958年にエリザベス女王の妹マーガレット王女と出会い、1960年に結婚。これに伴い、アンソニー氏にはスノードン伯爵の称号が与えられた。
そして次の写真は、スノードン伯爵が1964年に撮影した、