海外発!Breaking News

writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】約100匹のサルの死骸が道端に山積み 地元農家による毒殺の可能性も(印)

どこか別の場所で殺害された後に運ばれて捨てられた可能性があるという。地元住民は「神として崇められているサルを殺すのは非常に悪質だ」と声をあげており、「サルを殺害した犯人に対して厳正な処分を」と当局に求めている。

SNSではサルの死骸は動物実験を行っている医療検査施設から捨てられたものではないかという声もあったが、地元当局では農家によって毒殺された可能性も視野に入れて捜査を進めている。実はテランガナ州の多くの地区では野生のサルに悩まされている農家が多いのだ。

2019年2月にイギリス放送協会のテルグ語版ニュースメディア『BBC News Telugu』が伝えた内容によると、同州の多くの農村部では野生のサルが村人の生活を脅かしているとのこと。サルは農家の収入源となる農作物を荒らしたり、民家から食料を盗んだりするという。それだけに留まらず、過去にサルに襲われて骨折して寝たきりになった人もいるそうだ。

特にサルの襲撃を恐れているのが力の弱い女性や子供で、子供達は恐怖を感じながら学校に通わなければならない。対策としてサルを捕獲して森に放っている村もあるが、今度は別のサルがやって来る…という繰り返しだという。そのような背景から、今回のサルの死因について地元の農家に疑いの目が向けられてしまったようだ。

ちなみにサルは生物の中でも知能が高い動物ということで知られているが、インドでは2021年12月に「復讐に燃えるサルの群れ」が関心を集めていた。サルは群れの子猿が犬に襲われて死んでしまったことで復讐のために次々に子犬を連れ去っては250匹もの命を奪っていたという。

画像は『hindustanexpress.online 2023年10月9日付「तेलंगाना में 100 बंदरों के शव मिले」』『The Daily Star 2023年10月9日付「Rotting pile of 100 monkey corpses dumped on top of each other sparks poison probe」(Image: India Herald)』『News18 2021年12月17日付「Revenge of the Apes: Monkeys in Maha’s Beed On a Murderous Rampage After Dogs Kill One of their Infants」(Image: Suresh Jadhav for News18)』『Metro 2021年9月21日付「Puppy taken hostage by a wild monkey for three days」(Picture: Viral Press)』『Metro 2022年6月25日付「Knife-wielding monkey ‘running riot’ and terrorising town」(Picture: CEN)』『Mirror 2018年11月14日付「Twelve-day-old baby killed by monkey after being snatched from breastfeeding mum」(Image: CEN)』『The Citizen 2022年6月20日付「Drama as troop of monkeys snatch baby boy from mother」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

人里離れた場所で発見された100匹もの野生のサルの死骸。地元では毒殺された可能性を視野に入れている(画像は『The Daily Star 2023年10月9日付「Rotting pile of 100 monkey corpses dumped on top of each other sparks poison probe」(Image: India Herald)』のスクリーンショット)

インドでは2021年12月に「復讐に燃えるサルの群れ」が関心を集めていた。サルは群れの子猿が犬に襲われて死んでしまったことで復讐のために次々に子犬を連れ去っては250匹もの命を奪っていた(画像は『News18 2021年12月17日付「Revenge of the Apes: Monkeys in Maha’s Beed On a Murderous Rampage After Dogs Kill One of their Infants」(Image: Suresh Jadhav for News18)』のスクリーンショット)

2021年マレーシアにて野生の猿が生後2週間の子犬を連れ去ってしまう事態が発生した。子犬は3日間かけて救出された(画像は『Metro 2021年9月21日付「Puppy taken hostage by a wild monkey for three days」(Picture: Viral Press)』のスクリーンショット)

2022年にはブラジルでナイフを持ったサルが1週間も街を徘徊した。人々を脅すような仕草もしていたという(画像は『Metro 2022年6月25日付「Knife-wielding monkey ‘running riot’ and terrorising town」(Picture: CEN)』のスクリーンショット)

2018年インドでサルに連れ去られた生後間もない男児が死亡した。サルは開け放たれていた玄関から侵入し、授乳中の乳児を母親から奪い去ったという(画像は『Mirror 2018年11月14日付「Twelve-day-old baby killed by monkey after being snatched from breastfeeding mum」(Image: CEN)』のスクリーンショット)

2022年タンザニアの民家にサルの群れが押し入り、授乳中の赤子を母親から奪い去った。赤子は村人たちの必死の救出も虚しく、頭と首に受けた怪我がもとで病院にて死亡が確認された(画像は『The Citizen 2022年6月20日付「Drama as troop of monkeys snatch baby boy from mother」』のスクリーンショット)

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