今月13日、アメリカの保安官事務所に動物園から通報が入った。ところが何の応答もなく電話は切れてしまい、電話をかけ直しても繋がらなかったので事件が起こっていないことを確認するため保安官らが動物園に駆けつけた。すると通報したのは好奇心旺盛なオマキザルと判明し、保安官は「こんなことは初めてのケースですよ」と驚いたという。『The Independent』などが伝えている。
米カリフォルニア州サン・ルイス・オビスポ郡の保安官事務所「San Luis Obispo County Sheriff’s Office」は今月13日夜、同郡パソ・ロブレスにある野生動物の保護を行う動物園「ズー・トゥ・ユー(Zoo to You)」から通報を受けた。オペレーターが応答したのだが、受話器の向こうは無言のままですぐに電話が途切れてしまった。
同保安官事務所には時折イタズラ電話があるため今回もそうした類かと思ったそうだが、もし本当に事件に巻き込まれていれば取り返しのつかないことになるため、オペレーターは電話をかけ直したりテキストメッセージを送ったりと何とかして連絡を取ろうと試みたが一切応答はなかった。そして保安官らは何も起きていないことを確認するために同園に向かうことになった。
到着した保安官らに同園のスタッフらは通報について誰も心当たりがなく困惑していたが、