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【海外発!Breaking News】「中絶を」と言われた結合双生児の姉妹、分離せず元気な6歳に(米)<動画あり>

腸の一部が融合していた。また骨盤が1つで、下半身で結合し、脚は1本ずつしかなかった。夫妻は悩んだ末、「もし分離した場合、危険が伴うだけでなく、2人には人工肛門や薬の服用などが必要になる。また他の合併症にも対処しなくてはならない。今は手術は必要ない」と考え、分離しない決断をしたのであった。

主要臓器はそれぞれにあるものの、腸の一部が融合し、骨盤が1つで下半身で結合している。腕は2本ずつあり、カーリーちゃんが右脚をカーターちゃんが左脚をコントロールする(画像は『Beating the Odds with Callie and Carter 2017年5月9日付Facebook「I love this diagram of little Callie and Carter.」』のスクリーンショット)

姉妹は現在、アイダホ州ブラックフットで両親、ジェイソン君、弟マイカ君(Mykah、3)と一緒に暮らし、理学療法を受け、幼稚園に通っている。右脚をカーリーちゃんが、左脚をカーターちゃんがコントロールし、歩いたり自転車に乗ることも可能だそうで、幼稚園で一番好きなのは昼食と休み時間なんだとか。

そんな妹たちのことを、ジェイソン君は「僕にとって特別な存在なんだ」と明かし、このように語っている。

「2人とも面白くてね。カーリーもカーターもお互いのことが大好きだし、僕だって2人のことが大好きさ…。それに妹たちはそれぞれに個性がある2人の人間だよ。他の子たちと同じようにね。」

アイダホ州ブラックフットで両親、兄ジェイソン君、弟マイカ君と暮らすカーリーちゃんとカーターちゃん。ジェイソン君は大好きな妹のことを「よく遊ぶし、他の子たちと何ら変わらない」と語る(画像は『Beating the Odds with Callie and Carter 2021年9月26日付Facebook「Salt Lake City trip was fun.」』のスクリーンショット)

なおチェルシーさんは、SNSで2人の成長する姿を発信しており、「時には嫌なコメントもあるけど、2人には世界中にファンがいるのよ!」と明かし、最後に姉妹の将来についてこう語った。

「将来、2人を分離するかどうかは、あの子たちに委ねるつもりでいるの。そして分離手術の危険性や合併症を承知の上で『どうしても手術をしたい』と言うのであれば、その時は支援するつもりよ!」

チェルシーさんは双子の誕生後、分離しない決断をしたものの「将来分離するかどうかは2人の決断に委ねようと思っている。そして手術の危険性や合併症を承知の上でどうしても手術をしたければ支援する」と語る(画像は『Beating the Odds with Callie and Carter 2020年10月9日付Facebook』のスクリーンショット)

ちなみに2人のSNSには「まだ体が小さいうちに分離してしまったほうがいいのでは? いつも一緒というのは快適ではないはず」「この状態が普通であるとは言えないと思う」「私は、姉妹のチームワークは最高だと思うわ」「インスパイアされるよ」「両親の愛を感じる」「負けないで! 素晴らしい未来が待っていると思うわよ」といった様々なコメントが寄せられている。

画像は『Beating the Odds with Callie and Carter 2017年3月1日付Facebook「Big brother Jaysin was able to meet his sisters!」、2022年1月28日付Facebook「Three more days until these two babies precious birthdays!」、2017年5月9日付Facebook「I love this diagram of little Callie and Carter.」、2021年9月26日付Facebook「Salt Lake City trip was fun.」、2020年10月9日付Facebook、2016年8月20日付Facebook、』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

地元の病院での超音波検査で赤ちゃんが結合双生児と分かり、医師に中絶を勧められたというチェルシーさん。ショックを受けるも、「この子たちに生きるチャンスを与えたい」と妊娠を継続した(画像は『Beating the Odds with Callie and Carter 2016年8月20日付Facebook』のスクリーンショット)

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