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writer : tinsight-masumi

【海外発!Breaking News】チンパンジーに毎週会いに来ていた女性、動物園が入園禁止に「仲間から孤立する」(ベルギー)<動画あり>

今回アディーさんを来園禁止にしたのは「チタのためでもある」と主張した。サラさん曰く「人間に興味を持ち過ぎた動物は、仲間からあまり敬意を払われなくなる」とのことだ。

ちなみにオランダのメディア『De Gelderlander』によると、チタはかつて人間のペットとして飼われていたが30年前、大きくなったチタに手に負えなくなった飼い主が動物園に持ち込んだという。しかしチタは他のチンパンジーとなかなか馴染むことができず、2008年には別のチンパンジーと喧嘩して背中に大きな怪我をしたこともあったそうだ。

そんなチタの現状について同動物園ではアディーさんに説明し、サル舎のガラス越しにあまり近づかず、必要以上に交流することを改めるよう以前からお願いしていた。ところがアディーさんの行動はその後も変わることはなかったため、今回の入園禁止措置を取らざるを得なかったという。

チンパンジーに会えなくなり悲しむアディーさん(画像は『The Daily Star 2021年8月26日付「Zoo bans woman who ‘loves’ chimp and blows kisses through enclosure during weekly visits」(Image: ATV)』のスクリーンショット)

チタに会えず、悲しみに暮れるアディーさんは「もし今後ずっと会うことができなくなったら、私もチタも平静を失ってしまうことでしょう」と話しており、「私は何も悪いことなどしていないし、チタは幼い頃から人間に慣れ親しんできました。チンパンジーの平均寿命は40歳くらいだそうですが、38歳のチタが今さら行動を変えるとは思えません」と主張している。

画像は『The Daily Star 2021年8月26日付「Zoo bans woman who ‘loves’ chimp and blows kisses through enclosure during weekly visits」(Image: ATV)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

アディーさんと友情を育んでいたチンパンジーの“チタ”(画像は『The Daily Star 2021年8月26日付「Zoo bans woman who ‘loves’ chimp and blows kisses through enclosure during weekly visits」(Image: ATV)』のスクリーンショット)

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