海外発!Breaking News

writer : tinsight-suzukoellis

【海外発!Breaking News】出生時に「余命1時間」と言われた男児、10歳誕生日を迎える(英)

脳性麻痺や学習障がいがある。しかし今年で、10歳の誕生日を迎えた。ここまでの道のりはまさに奇跡の10年であったといっても過言ではない。

子供たちの父親と別れたリアンさんは、学習障がいを抱える子供たちのサポートをする仕事をしながら双子を育てている。リアンさんが仕事に出ている間は、同居している母親が双子の面倒を見ているそうだ。今のジェイミー君は特別支援学校へ通っており、学校生活を楽しんでいるという。リアンさんは「たとえ誰かがにジロジロ見られても、息子は気にしていません。きっと他の子供たちとの違いが理解できないのでしょう。ですが息子は素晴らしい個性を持った子で周りの人たちからも好かれています」と話している。この10年、不安を抱えながらも懸命に我が子を育ててきたに違いない。最後にリアンさんはこのように心境を吐露した。

「息子が診断を受けるまで、こんな病気は聞いたことがありませんでした。病状を告げられた時はどうしていいかわからず、生まれても1時間しか生きられないと聞いて悲しみに沈みました。脳瘤は稀な病で、外科医も『20年間で同じケースを1件見ただけ』と言うほどです。もう何度も病院を行き来していますが、この病気についてはっきりしたことはわかっていません。でも、息子は医師らが間違っていたことを証明してくれたのです。息子の将来はどうなるか分かりませんが、10年間奇跡を起こし続けてくれています。息子にはこの先も生きて続けてほしい。娘のルーシーと一緒に2人の成長を見届けることは私にとって何より嬉しいことですし、いつか息子が自立できる日がくればと願っています。ジェイミーは、ルーシー同様、私には完璧な子供なのです。」

このニュースを知った人からは「まさに奇跡だ」「ジェイミー君、10歳の誕生日おめでとう」「素晴らしい話。これからも毎日を家族と幸せに過ごしてね」「心温まる。これからも強く生きて」「ポジティブな気持ちをもらった。ありがとう」「この一家に幸あれ」といった声があがっている。

画像は『Storytrender 2018年1月24日付「TWIN BOY BORN WITH BRAIN OUTSIDE SKULL CELEBRATES 10TH BIRTHDAY DESPITE ON HOUR LIFE EXPECTANCY」(Pic by Pete Goddard/Caters News)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)

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