日本で政治家や大物タレントが失脚するとすれば、金銭問題、汚職事件などであろうか。だが米国ではセックス・スキャンダルがとにかくダメ。元家政婦の隠し子出産が発覚して以来、アーノルド・シュワルツェネッガー(63)の周辺はもう大変なことになっている。
いや、セキュリティ・ゲート付きのブレントウッドの豪邸に暮らし、ボディガードもいるシュワ自身はそれなりに安全だ。タイヘンなことになってしまったのは、元家政婦ミルドレッド・パトリシア・バエナさん(自称47歳だが実は50歳か)、そして彼女が産んだシュワの隠し子である。メディアはあっという間に現在の親子の住まいを嗅ぎつけ、18日には付近一帯がこの通りとなった。
バエナさんは今年1月にシュワ家の家政婦を辞めて以来、このベーカーズフィールドの家に家族とともに暮らしていることが分かったが、地元不動産会社によればこの家は昨年のうちにシュワが彼女のために購入したもので、4ベッドルームで総面積は2,325平方フィート。当時の価値は268,000ドル(約2200万円)以上であったという。
そして、隠し子の学校もバレてしまった。その子はベーカーズフィールドの三ツ星公立中学「Freedom Middle School」に通っており、“ママは長いことアーノルド・シュワルツェネッガーの自宅のハウスキーパーだった” ことから学校の人気者だそうだ。
正妻マリア・シュライヴァー(55)が産んだ4人の子は、揃いも揃って名門私立校だが、自分に顔がソックリだとは言え隠し子はやはり「公立中学」。そしてバエナさんに与えた家もたった6桁で買える物件であった。種は植えても心は入れない、そういう情事をナンボも楽しんで来たシュワ、思い切り世間の制裁を受けて欲しいものである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)