英シンガーソングライターのエルトン・ジョン(77)が、右目の視力を失ったと告白した。エルトンは9月に声明を発表し、夏に重度の目の感染症にかかり、その回復に時間がかかると伝えていた。しかし、視力は戻らず、新たなインタビューで「何も見えない」と明かした。エルトンは歌詞が読めないため、新曲のレコーディングが難しいと語っている。
エルトン・ジョンは9月3日(以下、日付はすべて現地時間)、自身のInstagramで声明を発表し、夏の間にかかった重度の目の感染症から回復中だと伝えた。
「この夏の間、私はひどい目の感染症にかかり、残念ながら片目しか見えなくなってしまった。治癒は進んでいるが、非常にゆっくりと進行しており、視力が戻るまでは時間がかかるだろう。」
「この数週間、私の面倒を見てくれた医師や看護師、さらに家族にも感謝している。この夏は自宅で静かに療養し、治療と回復の進展について前向きだ。」
最後に「愛と感謝をこめて」と記し、直筆のサインを添えた。
そんなエルトンが11月25日、自身の新しいドキュメンタリー映画『Never Too Late(原題)』のプロモーションのため、米TV番組『Good Morning America』にゲスト出演した。
エルトンは「しばらくの間、何もできなかった。ただ支えられるだけだった」と述べ、