イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達】隠し子発覚のA・シュワルツェネッガーを見限った妻マリア、沈黙を破りついにコメント。

先月26日、結婚25周年の “銀婚式” にはお気に入りの超一流ホテルを予約し、2人で祝っていたアーノルド・シュワルツェネッガー(63)とマリア・シュライヴァー(55)。だが、ファミリーが信頼していた家政婦が10年前にシュワの隠し子を産んでいたことが発覚。マリアが長い沈黙をついに破り、その件についてコメントした。

13歳から21歳まで、4人の子どもに恵まれた夫妻。しかしシュワはこの度「LAタイムズ紙」に、20年もの間シュワ・ファミリーの下で家政婦として働き、今年1月に辞めていた女性と彼は関係を持ち、10年前には隠し子が誕生していたことを告白した。妻マリアにそう話したのは、実は彼が州知事の職を退き、その女性も家政婦を辞めた後だという。

「深く謝罪したが、家族や友人の私への怒りや失望感は当然のもの。今、家族はひどく苦しんでいる。どうか妻と子のプライバシーを尊重し、批判や注目の対象は私だけにして欲しい」などとシュワは同紙に語っているが、この隠し子報道が世界中を駆け巡ってたった数時間後のこと、ついにマリアが「E!News」の取材に重い口を開いた。

「本当に辛い、心が張り裂けそうな日々を過ごしています。母親としてとにかく気になるのは、子供たちのこと。どうか私たちのプライバシーに対する配慮をお願いします。今、私は自分の人生を立て直し、心の傷が癒えるよう努めております。これ以上は何も申し上げられません。」

彼女は現在マリブに家を借りて暮らしている様子だが、ビバリーヒルズにもすぐのタワータイプのコンドミニアムを購入したという情報も。弟マーク・シュライヴァーをはじめとする身内や我が子、友人、仕事仲間らの温かい励ましがあるというからまずは安心である。

1週間ほど前、夫妻が離婚するという大々的な発表があった際、周囲の人々からは異口同音に、「2人は長いことギクシャクしていた。ただし州知事の職を退くまでは、と互いにガマンを続けていた」という声が漏れていた。その時には、“シュワ擁護説” も多くあった。だが今では全米市民、特に女性たちは完全にマリアの味方に転じている。

1.マリアがもしも「隠し子」の件を知れば離婚を騒ぎ立て、自分は職を失する。そのためシュワは、今年1月の州知事退任まで妻にその件を秘密にしていた。

2.あまりにも多忙な身であるため、マリアが産んだ子4人、元・家政婦が産んだ子1人、その誰に対しても、“種を植え付けた” だけで父親らしいことをしていない。

3.マリアや家族の承諾を得ず、自ら勝手にLAタイムズ紙に「隠し子がいる」と暴露した。

こうしたことが災いし、今のシュワについて米国内には、愛人騒動ですっかり権威を失墜したタイガー・ウッズ(プロゴルファー)とジェシー・ジェームズ(女優サンドラ・ブロックの元夫)と彼は同格、人間性にも問題があるなどと表現するメディアも増えて来た。

欧州連合大統領(EU首脳会議の常任議長)に立候補かとも囁かれていたシュワだが、これでは無理。ハリウッドに戻るのも今は無理。ケネディ一族の集いに顔を出すのも無理。元・家政婦と10歳の子の待つ家へ行くことは、S級セレブのプライドが許すまい。「転落」、「失脚」、「孤独」、そんな言葉が似合うようになってしまったシュワ、ここは静かにオーストリアの田舎に戻ってみるとか…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)