もう結婚生活は戻ってこない。カリフォルニア州前知事のアーノルド・シュワルツェネッガーが、妻のマリア・シュライヴァーさんと離婚に至ったことを明らかにした。ターミネーター役として「また戻ってくる。」の名台詞で知られる彼は、この離婚について「互いにとって変化の時である。」としている。
「お互いにとって、プライベートでも仕事の面でも変化の時だ。」
9日、25年の結婚生活にピリオドを打ったアーノルド・シュワルツェネッガーは、今回の離婚についてこのように述べた。「十分に話し合い、考えた上で、お互い離婚という結論に至った。」として離婚に至った経緯を明らかにした。すでに数週間前から、二人は別居状態にあったという。
この離婚に至った背景についてアーノルド・シュワルツェネッガーは、「私たちはこの離婚はプライベートなものであると考えている。私たちや友人等からも、これ以上のコメントはないと思う。」として、具体的な点についての、さらなる明言は避けた。
一方で、妻のマリア・シュライヴァーさんは、今回の離婚のことを「変化というものは簡単なものではないわ。どのようにこの人生における局面を乗り越えるのか、アドバイスが欲しい。」として複雑な心境のうちを語っている。ただし4人の子供を持つシュワルツェネッガー夫妻は、離婚後も親としての役目は続けていくとしている。
1977年にチャリティーを通じて知り合ったシュワルツェネッガーとマリアさんは、1986年に結婚。一方で、ケネディ家の出身であるマリア・シュライヴァーさんとの政治色を帯びた結婚は、世間の関心の的ともなっていた。
仕事とプライベートでも大きな変化を迎えたアーノルド・シュワルツェネッガー。今年の初めには無事に任期を満了し、カリフォルニア州知事の座を引退したアーノルド・シュワルツェネッガーの今後の動向が注目されていた中での突然の離婚劇となった。複数の新作映画への出演が企画されていたとの話も出ているが、果たしてかつての人気と共に「戻ってくる」ことはできるだろうか。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)