![ネズミに50か所以上噛まれた生後6か月の男児、手指先を食いちぎられる重傷(米)](https://japan.techinsight.jp/wp-content/uploads/2023/09/house230923-220x195.jpg)
アンコールが始まるとクリスがバンドのクルーやフェスティバルのスタッフ全員に感謝を述べた。
グラストンベリーの創設者マイケル・イーヴス氏が巨大スクリーンに映し出されると、クリスが即興の歌でマイケル氏に感謝を伝え、続けてこのように歌ったのだ。
「ここにもう一人、伝説のマイケルがいる。完璧なロック野郎だ。チャック・ベリーの髪型と、ビフにパンチを食らわせた男。レディース・アンド・ジェントルマン、マイケル・J・フォックスです!」
会場が大きな歓声に包まれる中、マイケル・J・フォックスが車いすに乗ってステージに現れた。
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで知られるマイケルは、1991年にパーキンソン病と診断され、その後もセミリタイヤして仕事を続けてきたが、病状が悪化したことから2020年に俳優業の引退を表明した。しかし今年4月のインタビューでは、俳優業への復帰に前向きな意思を伝えていた。
マイケルはステージでエレキギターを持つと、バンドや他のゲスト達に囲まれ、コールドプレイの楽曲『ヒューマンカインド』、『フィックス・ユー』を演奏した。クリスはマイケルの隣でしゃがみ込んで歌うなど、共演をとても楽しんでいた。
パフォーマンスが終わると、クリスは「僕らがバンドをやっている一番の理由は、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を観たからなんだ。だから、僕らの永遠のヒーローであり、地球上で最も素晴らしい人物の一人であるマイケル・J・フォックス氏に感謝する。本当にありがとう、マイケル」と伝えた。
マイケルがサプライズ登場したことに多くの人々は感動したようで、涙を流すオーディエンスの姿も見られた。さらにSNSでは、このようなコメントで溢れ返った。
「コールドプレイがグラストンベリーを盛り上げたうえ、マイケル・J・フォックスを登場させるなんて。今年最高の出来事になるよ!」
「すごいとしか言いようがない。マイケルが出るなんて、なんてショーなの。涙を流さずにいられないわ。」
「グラストンベリーでのコールドプレイの無私のパフォーマンスは、僕達の世界に希望があることを思い出させてくれた。マイケルを連れてきてくれたことは、本当に美しい。」
画像2枚目は『Michael J Fox Instagram「My team : Lauren, John and Jeff and Steve」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)