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writer : ac

【海外発!Breaking News】豊尻術で危険なアクリル樹脂を注入された女性が死亡 施術者は資格なし(ブラジル)

高熱を出してクリニックに連絡していたが、医師に「それは普通だから問題ない。解熱剤を服用するように」と言われただけだった。ところが熱は下がらず、施術から3日後の26日に腹痛が始まり、その翌日に気を失って地元の病院に入院した。そして28日には私立病院の集中治療室に搬送されたが、今月2日に心停止を起こして死亡した。

母親によると、アリーンさんは2021年から同クリニックで目、鼻、口の形成手術を受けていたそうで、「これまで数多くの手術を受けてきて、全てが順調だった。だから、あの子はクリニックのオーナーを完全に信頼していたの」と明かした。

アリーンさんは2021年から同じクリニックで目、鼻、口の形成手術を受けていたそうで、オーナーを完全に信頼していたそうだ(『The Sun 「OP DEATH Mum-of-two influencer, 38, dies after undergoing butt lift op as she was left in severe pain & suffered heart attack」(Credit: Jam Press)』より)

ところがその後の当局の調べで、同クリニックにはアリーンさんのカウンセリングや医療記録、契約書などが全く残されておらず、オーナーのグラツィエリー・ダ・シルバ・バルボーサ(Grazielly da Silva Barbosa、39)が違法に医療行為を行っていたことが判明。パラグアイの学校で医学を3学期間学んだだけにもかかわらず、「生物医学を学び、医師免許を取得している」と嘘をついていたそうだ。

こうしてアリーンさんが死亡した翌日にクリニックは閉鎖され、グラツィエリーは逮捕された。アリーンさんはPMMAの危険性について説明を受けていなかったとみられており、母親は「娘は健康だった。私は正義を望む」と述べ、施術者に対する憤りを露わにした。一方で当局は、グラツィエリーが使用していた薬剤などを押収しており、現在も捜査は継続中という。

クリニックで使われていた薬剤など。施術者は資格を持っておらず、これらは当局に押収されて捜査は継続中という(『G1 「Veja o que se sabe e o que falta esclarecer sobre o caso da dona de clínica de estética presa após morte de influencer」(Foto: Divulgação/Polícia Civil)』より)

ちなみに過去には、豊胸手術のトラブルも数多く報告されており、2022年にはアメリカの形成外科医が、25年以上使われて除去された豊胸バッグをSNSで紹介した。バッグはまるでオレンジ色のゆで卵のように変色し、硬くなっていたという。

画像は『G1 「Veja o que se sabe e o que falta esclarecer sobre o caso da dona de clínica de estética presa após morte de influencer」(Foto: Reprodução/Redes Sociais)(Foto: Divulgação/Polícia Civil)』『The Sun 「OP DEATH Mum-of-two influencer, 38, dies after undergoing butt lift op as she was left in severe pain & suffered heart attack」(Credit: Jam Press)』より
(TechinsightJapan編集部 A.C.)

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