犬は人の感情を感じ取ったり、病気を察知したりすると言われている。ブラジルのある家庭で飼われている犬は、激しく泣いている自閉症の男の子のそばにやってきて、まるで慰めるように寄り添い、その男の子を落ち着かせた。ブラジルの動物情報メディア『Amo meu pet』などが動画とともに伝えている。
ブラジル在住のパメラ・ボルドリーニさん(Pamela Boldrini)が今月5日、5歳になる息子ホアキン君(Joaquim)の動画をInstagramに投稿したところ、これまでに240万回以上の視聴回数を記録した。パメラさんによると、ホアキン君は自閉症を抱えていてコミュニケーションや社会的な交流が困難な状態だという。
動画には、ホアキン君がかんしゃくを起こして床に座り込み、激しく泣きわめく様子が映っている。しかし、飼い犬の“カイラ(Kyra)”が心配そうにホアキン君のそばにやってきて、彼の膝の上に座りこんだ。その瞬間、ホアキン君はピタリと泣き止み、安心したかのように落ち着くとカイラを両手で抱きしめたのだった。
カイラはまるでホアキン君を慰めるために、そばに寄り添ったかのように見えた。そんな愛情深いカイラとホアキン君の動画に、パメラさんは次のような言葉を添えている。
「私の息子は自閉症で、感情をコントロールできずに泣きわめいていました。しかしカイラはそれを敏感に感じ取って、息子を落ち着かせてくれたのです。」
またパメラさんはこの動画で、