スモルチェフスカ氏は「マリアンは遺体が埋葬された直後に墓を掘り起こし、ミイラ化した可能性が高い。遺体はそれ以降、家の中に置かれていたのではないか」と述べている。また遺体が完璧な状態で保存されていることから、防腐処理をするために化学薬品が使用されたとみられ、警察は「部屋の中は防虫剤のような異臭がした」と明かしている。ただ遺体は今後、墓地に再び埋葬されることが決まっているという。
一方でマリアンは、遺体が発見された22日に精神科病院に搬送されており、これから専門家による精神鑑定が行われる予定という。近所の住民はマリアンについて、「常に1人で行動していた」「名前も知らない」「いつも夜間に自転車で外出しているが、行き先は分からない」などと話しているそうで、マリアンが遺体を自転車で運んだ可能性なども指摘されているようだ。
なおこのニュースには「悲しい話だ」「親戚がいながら13年も連絡しなかったの?」「ミイラになった母を心の拠り所にしていたのではないかな」「刑務所行きではなく、この男性には精神的なサポートが必要だと思う」「母を失った悲しみをミイラで癒していたのでは?」「愛する人を亡くすというのは本当につらいからね。特に自分一人しかいない時はね」「悲劇だね」といったコメントが寄せられている。
ちなみに2020年にはロシアで、5歳と1歳の子供が突然死した両親のそばで3日間暮らしていたというニュースが報じられていた。5歳女児は当時、「パパの身体は真っ黒に変わってしまった」と話していたという。
画像は『nowiny.pl 2023年3月24日付「Balsamista z Radlina. Wydobył z grobu ciało matki. Mieszkał z nim 13 lat」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)