わずか数週間後のことだったという。昨年末にはイギリスで一緒に酒を飲みかわす2人の姿も目撃されていた。
現在のジョニーはまだジェフの死を受けとめられず、打ちのめされているそうだ。
2人は2016年に初めて出会い、ギターや車についての会話ですぐに意気投合。ジョニーの音楽の才能を認めたジェフは、ジョニーと2019年から3年かけてアルバム『18』を作り2022年7月15日に発売した。
同アルバムからジェフとジョニーのファーストシングル『This is a Song for Miss Hedy Lamarr』の公式ミュージックビデオも公開された。
ジョニーは『18』をリリースした際、「ジェフと一緒に演奏し、曲を書くことはとても名誉なこと。ジェフは真に偉大な人物の1人であり、彼のことを兄と呼べるのは非常に光栄だよ」と述べていた。
ジェフも当時、ジョニーについてこう語った。
「彼のようなクリエイティブなパートナーには、もう何年も出会えなかったんだ。ジョニーはこのアルバムで大きな力を発揮したよ。」
「ジョニー・デップがロックンロールを歌えるというのは、人によっては受け入れ難いことだからね。みんなが彼をミュージシャンとして真剣に受け止めてくれることを願っているよ。」
「音楽のソウルメイト」と呼ばれていたジェフ・ベックとジョニー・デップ。ジョニーにとってジェフの存在がどれだけ大きかったかは想像に難くない。ジェフを失ったジョニーの悲しみは計り知れない。
画像3、4枚目は『Hollywood Authentic 2022年10月25日付Instagram「Watch @gregwilliamsphotography」』『Jeff Beck 2022年10月11日付Instagram「Jeff & Johnny」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 雨宮瑠亜奈)