海外発!Breaking News

writer : tinsight-iruy

【海外発!Breaking News】前菜を食べていた際に「なにか硬いものが」 吐き出すと紫色の真珠だった(米)

この時に異物と思ったものは紫色の真珠だと気がついたそうだ。実際の真珠を撮影した写真ではパステルカラーに近い紫色をしており、底の部分は貝にくっついていたためか平たくボタンに近い形をしていた。

真珠はアコヤガイから取れることで有名だが、基本的に二枚貝は真珠を生みだすことができる。生み出された真珠の色は貝の種類によって様々で、一般的な白いものからピンクやラベンダー色、中にはコレクターが注目するほど珍しい青色の真珠が見つかることもあるという。しかしハマグリやホンビノスガイなどから見つかる場合、養殖真珠のような完全な丸い形や輝きを欠いており、サイズや色にも左右されるがその価値は劣ると言われている。

今回発見したホンビノスガイは、貝の養殖会社「Cherrystone Aqua Farms」がワシントンD.C.東部に位置するチェサピーク湾で収穫したもので、同社の親会社「Ballard Clams and Oysters」では年間6000~8000万個の二枚貝を収穫している。そんな同社で20年以上働いている人でも見つけた真珠は2~3個ほどだと言い、さらに食用の二枚貝は通常機械で処理されるため、その過程で真珠があったとしても失われてしまうことが多いそうだ。よって今回スコットさんが真珠を見つけたのは相当珍しいことだった。

ラベンダーのようなパステルカラーをした真珠(画像は『TODAY 2022年8月17日付「Man discovers rare purple pearl in clam appetizer at Delaware restaurant」(Courtesy Scott Overland)』のスクリーンショット)

また真珠が入っていた料理にはピーマンの付け合わせがあり、妻ケイティさんはあらかじめピーマンを抜いて注文していた。それでもピーマンが添えられてテーブルにやってきたので、店員に下げてもらおうか悩んでいたという。しかしそのままピーマンを避けて食べると決めたことで、今回の幸運な発見に繋がった。この発見には子どもたちも大喜びだったようで、スコットさんは「特別な家宝にでもしようと考えています。もしピアスにするのなら貝を食べ続けてもう1つ見つけないとですね」と笑って明かした。

貝殻には真珠が入っていたとみられる窪みがあった(画像は『New York Post 2022年8月16日付「Man finds rare purple pearl inside a clam while dining in Delaware」(Scott Overland)』のスクリーンショット)

なお今年2月にもレストランで生のハマグリを食べていた男性が、今回と同様に真珠を発見していた

画像は『New York Post 2022年8月16日付「Man finds rare purple pearl inside a clam while dining in Delaware」(Scott Overland)』『TODAY 2022年8月17日付「Man discovers rare purple pearl in clam appetizer at Delaware restaurant」(Courtesy Scott Overland)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

傷もなくキレイな丸い形だった真珠(画像は『New York Post 2022年8月16日付「Man finds rare purple pearl inside a clam while dining in Delaware」(Scott Overland)』のスクリーンショット)

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