多くの人から愛された祖母について次のように述べた。
「祖母は以前から、『自分の墓にペニス像を立てて欲しい』と言っていましたが、大胆で冗談好きの祖母のことですから本気ではないと思っていたのです。それが死の直前、祖母は『ペニス像は私の最期の望み。みんなが私のことをいつでも思い出し、忘れることがないようにして欲しい』と伝えてきたのです。」
アルバロさんによると、カタリーナさんはとてもオープンで前向きな性格で、「家族はヴェルガ(verga)だ」とよく言っていたそうだ。ヴェルガとはスラングで「ペニス」を表す一方、「賛辞、高揚」という意味もあるそうで、アルバロさんは祖母の言葉をこのように解釈する。
「祖母が家族をヴェルガに例えたのは、『誠実で、勇気、情熱、愛と喜びを持つ人々の集まりこそ家族だよ』と言っていたのだと思います。偏見のない、型破りな性格の祖母らしい物言いだと思いますよ。」
ちなみにペニス像の制作を依頼した地元の技師は当初、冗談だと思ったようだが、12人の技師が約1か月をかけて制作し、お披露目後は変わった墓石のリクエストが舞い込むようになったという。
アルバロさんは「ペニス像を見た10人のうち7人はポジティブな反応をしてくれますよ」と笑い、このように続けた。
「やはり保守的な人々の評判はよくないですね。ただ家族と『ネガティブな反応があるだろう』と話をしていたので、心の準備はできているのですよ。」
なおこのニュースには「なんて大胆なおばあちゃん」「レジェンド」「最期の望みを叶えた家族は立派」「きっと天国で笑っているだろうね」「裏から見るとリアル過ぎる」「かなりの大きさよね」「子供はなんて思うのだろう」「近所の人は迷惑なのでは?」「私は普通の墓でいい」といった様々なコメントが寄せられている。
Here's the moment that Doña Cata's 600 pound cock and balls statue was unveiled on her grave. #BVE pic.twitter.com/glP1ZK1QYY
— Nathaniel Janowitz (@ngjanowitz) July 28, 2022
画像は『Nathaniel Janowitz 2022年7月28日付Twitter「Doña Cata, an absolute legend」』『El Independiente Veracruz 2022年7月26日付Facebook「En memoria de Doña Cata,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)