ブラジル北部パラー州テラ・サンタ自治区の川で先月29日、男性がアナコンダに襲われた。男性はアナコンダの頭に噛みついて難を逃れ、当時の様子を捉えた動画が拡散して注目を集めている。ブラジルのニュースメディア『G1』などが報じた。
先月29日、アマゾンの熱帯雨林が広がるテラ・サンタ自治区の川で、男性Aさんがアナコンダに襲われた。
地元保健局によると、Aさんは当時、酒に酔っており、多くの子供たちが遊んでいる川でアナコンダを発見し、「危険だから追い払おう」と川に飛び込んだ。
当時の様子を捉えた動画では、胸のあたりまで水に浸かっているAさんを船に乗った男性が引き上げようとするが、Aさんはアナコンダに襲われて左腕に巻き付かれ、もがいていた。
船にいた男性がヘビを引き離そうとする一方で、Aさんは右手を上げたままアナコンダの頭に噛みつき、約30秒後にアナコンダの巻き付く力が弱まったところでその頭を引き離した。
アナコンダは船に乗った男性に頭を掴まれてぐったりしているのが分かり、動画はそこで終わっている。
保健局によると、Aさんは腕に重傷を負ったものの、