何十頭もの牛が街中に現れたことがうかがえる。
この映像を捉えた約3週間前に引っ越してきたばかりだったアリーシャさんは「1頭の牛がカメラを食べようとしていましたが、カメラはしっかりと固定されていたので牛は諦めて他の牛たちと一緒に草を食べることにしたようです」と明かした。
また被害について「牛たちはまだ新しいうちの庭を破壊し、茂みの草を食べて行きました。牛が歩いたせいで芝生に穴が空き、可愛い牛の糞も落ちていましたよ」と説明したが「修復可能なレベルです」とも話しており、今回の事態は怒るほどではなかったという。
さらに今回の映像はカメラを設置してから初めて捉えたものだったそうで、アリーシャさんは「衝撃的なほど素晴らしい」と今回のユニークな出来事を楽しんでいたようだ。
米国農務省によるとジョージア州には100万頭以上の牛がおり、アリーシャさんの住むワーナーロビンズにもいくつかの酪農場があるが、アリーシャさん曰く牛が街中を歩いている光景は今回が初めてのことという。2マイル(約3.2キロ)ほど離れた酪農場から逃げ出した今回の牛たちは無事に飼い主のもとへ帰されたそうだが、なぜ牛が酪農場から逃げることができたのか、その原因については未だ明らかになっていない。
なおRing社の防犯カメラ付きドアベルはアメリカの多くの家庭で用いられていることもあり、予想外のシーンを捉えることも多い。過去には深夜にカメラの前に現れたエイリアンのような姿のナメクジを捉えたり、花火に驚いて逃げ出してしまった愛犬が深夜3時に玄関ベルを鳴らして帰宅した姿を捉えた動画も話題を呼んでいた。
画像は『Patch 2022年2月24日付「‘Bandit’ Cows Invade Georgia Neighborhood: Video」(USA TODAY)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)