米ジョージア州の住宅街で、玄関前に設置された防犯カメラが驚きの訪問者の姿を捉えた。深夜3時の静まり返った街に現れたのは、なんと牛の大群だった。数十頭はいるとみられるこの牛たちは朝方になると元の酪農場に戻ったそうだが、なぜ牛が街中を歩いていたのかその原因は未だ分かっていないという。『Patch』などが伝えている。
米ジョージア州ワーナーロビンズ在住のアリーシャさん(Alisha)は1月のある日の深夜、携帯電話のアラームが鳴って目が覚めた。アリーシャさんは自宅玄関にホームセキュリティ会社「Ring」が提供する防犯カメラ機能付きのドアベルを設置しており、モーションセンサーが訪問者などの動きを感知すると音声とビデオ録画が開始され、携帯に通知が届く仕組みになっている。
しかし時刻は午前3時であり、誰かが訪ねてきたとは思えない。「空き巣がやって来たのでは?」と思い、緊張が走ったアリーシャさんは意を決して携帯に映し出された映像を確認した。するとそこには人の姿ではなく大きな牛が映っている奇妙な光景が広がっていた。
防犯カメラが捉えた映像には、1頭の牛がアリーシャさんの家に近づき防犯カメラを舐め、大きく口を開けてカメラを食べようとしている姿が映っていた。牛の姿を捉えた防犯カメラは訪問者が来たと勘違いし、アリーシャさんの携帯に通知を送ったのだった。この牛の後ろには多数の牛が悠々と住宅街を闊歩する様子が映っており、