胸元には女王が18歳の誕生日を迎えた1944年4月に父ジョージ6世から贈られたという2つのアクアマリンとダイヤモンドのクリップブローチをつけていた。
当日は少人数の記者やカメラマンが集まるなか、部屋の中に女王の愛犬“キャンディ(Candy)”が挨拶に来るという微笑ましいシーンもあった。女王は「あなたはどこからやって来たのですか?」とキャンディを呼び寄せ、鼻頭を撫でていたという。
女王は昨年10月に医師の助言を受け、対面式の公務をしばらく行わないと発表。ウィンザー城で休養していたが、先月には英ノーフォーク州にあるサンドリンガムの私邸に移動し、故エディンバラ公フィリップ王配との思い出があるコテージに滞在していた。
即位70周年を迎える前日の5日、女王はサンドリンガムで地域の人々やボランティア団体を招いたレセプションを開催し、久しぶりに公の場に姿を現した。
宮殿のSNSが公開した動画では、パウダーブルーのドレスを着た女王が会場に入り、杖をついて歩きながら招待客らと談話したり、プラチナ・ジュビリーを記念するケーキに入刀する様子などが映されている。
女王が公務を行う姿を見た王室ファンからは「再び活躍する姿が見れて嬉しい!」「女王の笑顔が見られるなんて素敵」「陛下は本当に素晴らしく、美しい」と歓喜するコメントで溢れ返った。
画像は『The Royal Family 2022年2月4日付Instagram「This year The Queen will celebrate her Platinum Jubilee, marking 70years as Monarch.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)