エリザベス女王(95)が現地時間6日に即位70周年を迎えることを記念し、父ジョージ6世から贈られたブローチをつけた女王が国民から送られた記念品を見る写真が公開された。5日には女王がサンドリンガムで地域の人々を招いたレセプションパーティを主催し、久しぶりに公の場に姿を現した。
エリザベス女王が今年で即位70年となる歴史的な節目を迎えるにあたり、英国各地では「プラチナ・ジュビリー」の祝典が開催される。
当時25歳だった王女エリザベスは1952年2月6日に父親ジョージ6世がサンドリンガムの邸宅で崩御した後、エリザベス2世女王として君主の座に即位した。
今年で英国史上初となる在位70年を迎えるにあたり、バッキンガム宮殿の公式SNSが現地時間4日、エリザベス女王が一般市民や子供達から届けられた記念品を見ている姿を公開した。
女王はウィンザー城のオークルームに置かれたソファに座り、テーブルに並んだカードやアートワークなどを楽しそうに眺めている。これらは「プラチナ・ジュビリー」と即位50周年の「ゴールデン・ジュビリー」を記念して、人々が手作りしたものだ。
「完璧な女王を作るレシピ」と題された手紙は2002年にクリスちゃん(9)から届いたもので、材料には「忠誠心を少量、王族のお手振りを一握り、勇気をコップ1杯」などとユーモアたっぷりに記されている。
このほかロイヤル・コレクション・トラストからは、ヴィクトリア女王のサイン入りの扇子が贈られた。
この日の女王はブルーのドレスを着用し、