エリザベス女王(95)が現地時間23日、英ノーフォーク州に所有するサンドリンガムの私邸にヘリコプターで移動した。現地に到着した女王は、故エディンバラ公フィリップ王配との思い出が詰まったコテージに滞在しているという。
ウィンザー城で休養中だったエリザベス女王が、サンドリンガムの邸宅に移動した。女王はこの先数週間にわたり、この場所に滞在する予定だという。
女王は昨年10月に医師の助言を受け、しばらくの間は対面式の公務を行わないと発表。ウィンザー城で休養しながら、軽いデスクワークやオンライン公務などはこなしていた。
毎年クリスマス時期には王室メンバーがサンドリンガムに集まるのが恒例行事となっているが、昨年は新型コロナウイルスのオミクロン変異株感染者が急増していること受けて家族の集いが中止された。
2020年のクリスマスもパンデミックのため中止となり、女王は故エディンバラ公フィリップ王配と共にウィンザー城で過ごしていた。
王配は昨年4月に逝去したため、前回は女王にとって73年間連れ添った夫がいない初めてのクリスマスとなった。そのため当日は、チャールズ皇太子とカミラ夫人がウィンザー城で暮らす女王を訪問していた。
毎年女王は列車でサンドリンガムに向かい、集まった家族たちとクリスマスを過ごした後、