エリザベス女王(95)が医師からの助言を受け、少なくとも今後2週間は公の場での公務を行わないことを発表した。休養期間を取るものの、オンライン公務や軽いデスクワークを続けることは可能だという。
エリザベス女王は現地時間20日に北アイルランドへの訪問中止が明らかになり、病院に一晩入院して予備検査を受けていた。26日にはオンライン公務を行ったものの、11月1日からグラスゴーで開催される「COP26サミット」のイブニングレセプションへの出席は断念したと公表したばかりだった。
現地時間28日にはバッキンガム宮殿が新たな声明を発表し、「女王陛下は先日の数日間の休養に続き、少なくとも今後2週間は休養を続けるべきとの医師のアドバイスを受けています」と伝えた。
女王はバーチャル対談を含む軽度のデスクワークを継続することは可能だが、対面式の公務は行わないようにと医師に助言されたという。
現地時間11月13日には、ロンドンのロイヤル・アルバートホールで戦没者を追悼する毎年恒例の行事「フェスティバル・オブ・リメンバランス」が王室メンバーを招いて開催されるが、女王はこの式典への出席も断念したという。
なお式典の翌日14日には戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」がロンドンの戦没者記念碑“セノタフ(The Cenotaph)”前で開催されるが、