エリザベス女王(95)とチャールズ皇太子(72)が、このほどスコットランドのバルモラル城でジョイント公務を行った。長靴を履いて現れた女王は、皇太子と一緒に銅葉ブナの苗木を植樹。来年迎える即位70周年記念に向けての取り組みをスタートさせた。
現地時間1日、特別な取り組み「クイーンズ・グリーン・キャノピー(Queen’s Green Canopy 、QGC」の開始を記念して、エリザベス女王とチャールズ皇太子が植樹を行った。
この取り組みは、1952年2月6日に25歳で即位した女王が来年で即位70周年の「プラチナ・ジュビリー」を迎えることを記念したものだ。英国で公式植樹シーズンとなる10月から3月の間、国民に「ジュビリーのために木を植えよう」と呼びかけるという。
この日、女王と皇太子は現地の小学校の児童達と一緒にバルモラル城のクリケット・パビリオンに銅葉ブナの木を植えた。女王は愛用のスカーフを頭に巻き、トレンチコートに長靴を着用。皇太子はグレーのスーツにネクタイを締め、オリーブ色のジャンパーに革靴というスタイルで現れた。
2人はさっそくシャベルを持ち、銅葉ブナの苗木に土をかぶせる作業をスタート。皇太子は「生き残ってくれることを願いましょう」と言い、苗木が無事育つようにと思いを込めた。
当日のエリザベス女王とチャールズ皇太子は、