海外発!Breaking News

writer : hanako

【海外発!Breaking News】観光名所の灯台に閉じ込められた夫婦 6時間後にようやく外へ(英)

夫妻は「そんな重要なサービスは利用したくない」と断って潮が引くのを待つことにしたそうだ。それから約6時間が経過した午後10時頃、潮が引いた後に沿岸救助隊ボランティア「Tynemouth Volunteer Life Brigade」の助けで安全に土手道を渡ることができた。

ウィットリーベイの観光名所であるセントメアリーズ灯台(画像は『Chronicle Live 2022年2月13日付「Couple locked inside St Mary’s Lighthouse for six hours after staff go home without checking visitors had left」(Image: Vera Singh)』のスクリーンショット)

「まさかあんなことが起こるとは…まだ信じられません。午後4時17分頃にインターネットで見つけた灯台の番号に3回電話しましたが応答がなく、警察に連絡しました。警察が電話で私たちの様子を確認してくれたおかげで落ち着いて行動することができました。私たちは無事でしたが、もし中に戻れなかったら別の話になっていたかもしれません。子どもやお年寄り、パニック障害のある人にとっては非常に危険な状況だったと思います。外に出ると真っ暗で、聞こえてくるのは風の音と水の音だけでしたから。警察と沿岸警備隊の助けを借りて無事に岸に戻ることができたことに感謝したいと思います。」

そう振り返ったベラさんは、今回の経験を踏まえ建物の内外に緊急電話を設置することをノースタインサイド協議会(North Tyneside Council)に勧めたという。

セントメアリーズ灯台内でのベラさん(画像は『Chronicle Live 2022年2月13日付「Couple locked inside St Mary’s Lighthouse for six hours after staff go home without checking visitors had left」(Image: Vera Singh)』のスクリーンショット)

これを受け、協議会の広報担当者は次のように述べている。

「ボランティアの救命隊から、島で立ち往生した夫婦がいるとの通報がありました。セントメアリーズ灯台は、毎年7万人が訪れる人気の観光スポットですが、35年間このような事故は一度もありませんでした。その後、シンさんご夫妻と話して、迷惑をおかけしたことをお詫びしました。我々は今回の件の調査を行い、ご夫妻からの提案を受け入れたいと思っております。」

画像は『Chronicle Live 2022年2月13日付「Couple locked inside St Mary’s Lighthouse for six hours after staff go home without checking visitors had left」(Image: Vera Singh)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 上川華子)

閉じ込められた後のバリーさん(画像は『Chronicle Live 2022年2月13日付「Couple locked inside St Mary’s Lighthouse for six hours after staff go home without checking visitors had left」(Image: Vera Singh)』のスクリーンショット)

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